ねこ絵描き岡田千夏のねこまんが、ねこイラスト、時々エッセイ
猫と千夏とエトセトラ
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子猫が来た!
2011年06月30日 / 猫
新しい猫が訪ねてきたのかしら、それとも少し前に父が言っていた黒白の猫かしら、などと考えながら出て行くと、子どもの手を引いた母が庭に立っていて、その反対側の手には、茶色い小さなふわふわしたものが乗っていた。
びっくりして近づくと、子猫をぽんと渡された。その軽いこと、ふわふわなこと。近頃感じていた日常生活の疲れやストレスが、瞬く間に消えた。
茶トラの子猫である。手に乗るくらい小さい。
これどうしたの、と聞くと、庭の金魚にえさをあげていたら、表で鳥だかなんだかよくわからない鳴き声がしたので、見に出てみると子猫がいたと言う。近くにカラスの姿が見えたから、危なくて、ともかく捕まえて連れてきたらしい。
そばに箱があったから見て来て、というので、行ってみたら、学生アパートの前に、底に断熱材を敷いてタオルと古着をかぶせた段ボール箱が置いてあった。箱の横には黄色いスープの入ったお皿があって、お皿の内側のスープの境界に蟻がずらりと並んで、たかっていた。
子猫はどうやら捨てられたらしかった。
部屋に連れて帰って缶詰をあげると、おなかが減っていたらしくて、夢中で食べた。食べ終わったらおもちゃでひと通り遊んで、そのあと疲れて、私の手の中でごろごろのどを鳴らしながら、眠くなって寝てしまった。
当然、実家で飼うことになった。名前もキキに決まった。母が鳥と間違えたように、ぎーぎーと猫らしくない変な声で鳴くのである。だから「ギギ」はどう、と言うのを、ギギでは呼びにくいからキキになった。
こんなに小さい子猫を飼うのははじめてである。人懐っこくて、呼ぶとやって来て、こちらが差し出した指にピンク色の鼻をすりつける。小さな小さな鼻である。ふわふわの柔らかい毛に、可愛い手。華奢な体。危なっかしいような頼りなさで、歩いたり跳ねたりする。この世に、こんな可愛らしいものがあるものかと思うくらい可愛い。
* * * * *
子猫を可愛い可愛いと言っているけれど、浮気をしているのではないよ、みゆちゃん、ふくちゃん。子猫の可愛さはすごいけれど、家に帰ってみゆちゃん、ふくちゃんのどっしりした背中を見ていると、やっぱり大人の猫が、心落ち着くなあと思うのである。
(イラストはイメージです。キキとみゆちゃんふくちゃんは実際は会っていません。)
写真。
遊びつかれたのニャ。
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猫の太郎
以前にもふれたことがありますが、7、8年前、私が勤めていた大学の敷地内で野良猫(と一言で片付けてしまうのははばかられるような、毅然として賢いサビちゃんでした)が生んだ子猫を捕まえて、友人にもらってもらったのがこの太郎です(友人命名)。
医学の勉強のためにしばらく遠くへ行っていたその友人が(もちろん太郎同伴で)、このたびめでたくお医者さんになって関西に帰ってきたので、記念に描かせていただきました。
暑くても、いつも太郎に腕枕をしてあげる心優しい彼は、きっと素敵なお医者さんになることと思います。
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植物園スケッチ会
前日からの雨も朝にはあがって、しっとりと咲いたアジサイや花菖蒲がきれいで、皆さんはそんな旬の花々や、雨に濡れた瑞々しい緑をスケッチされていました。
私はというと、ややこしい盛り、一歳半の次男同伴だったので、予想通りではありますが、ゆっくりスケッチすることなどは当然かなわず…子どもがおやつを食べているすきに、ベンチのうしろに咲いていたどくだみの花や野草を走り描きした程度。でも、タマちゃんもおっしゃっていましたが、どくだみの花だってよく見るととても可愛いのです。葉っぱの形もハート型。ほかにも、黄色い星の形の小さな花がちらほら咲いていたり、シダの若葉の色が瑞々しかったり、家の庭だったら抜いても抜いてもどんどん伸びて困った存在の貧乏蔓でさえ、描いていると、新しく出た赤ちゃん葉っぱは可愛いなあと思えてきます。
久しぶりの野外スケッチ、リフレッシュできた雨上がりの植物園でした。
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ニャン盛りウェルカムボード
(各テーブルにあるシルエットは、新郎新婦さんがテーブルを回られるときの席です。ここに出ている名前はすべて仮名です。実際には実名が入ります。)
こちらは合わせて作った、記念のクリアファイル。
どうぞ、末永くお幸せに。
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ばにゃにゃシュート!
サッカー大好きな息子が喜ぶと思って、このあいだ猫サッカー選手を描いたら…「猫」なことがイマイチだったらしくウケませんでした。(今度は熱血サッカーアニメ「イナズマイレブン」のキャラクターを描いてくれとリクエストされてしまいました。)
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水無月
水無月とは、外郎(ういろう)の上に小豆が載ったもので、夏を迎える厄払いの神事「夏越の祓え」が行われる6月30日に食べるそうです。
京都では、和菓子屋さんはもちろんスーパーなどでも、5月中旬くらいから店先に並び始めます。お店によっては、伝統にのっとって、6月30日しか売らないところもあるようです。
皆さんも、この季節、京都に来られることがあったら、ぜひ食べてみてください。
洗濯物を干して部屋に戻ってきたら、水無月の袋に顔を突っ込んでいたらしいふくちゃんが、「見つかった!」という顔で慌てて直立していました…
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智恵の餅
2011年06月06日 / 猫
その伯母が用事があってこちらへ来たときに、「智恵の餅」という天橋立のお菓子をお土産にくれた。
日持ちがしないので、さっそくいただこうと包みを解いて蓋を開けたら、一面の餡子で、三つに区切った箱のふちまで餡子がいっぱいに詰まっている。餡子の層下に、白い餅が隠れて並んでいる。伊勢の赤福に似ているようだけれど、それよりも餡子が多いようである。
木のへらで取り分けていたら、ふくちゃんがテーブルの上にやって来た。智恵の餅の匂いを嗅いでいる。猫が新しいものを調べに来るのは珍しいことではないけれど、ふくちゃんはいつになく熱心で、ごろごろのどを鳴らしながら鼻を餡子にくっつけるようにして、なかなか向こうへ行かない。餡子が食べたいのかしら、まさかと思いながら、ためしに木べらについた餡子を鼻の先に差し出してみると、ぺろっと舐めた。餡子が好きらしい。虫歯になったらいけないので、木べらは引っ込めたけど、しつこく箱の端っこをくんくんしている。
前にも、買って来たシュークリームや笹餅を食べる前にスケッチしておこうと思って、お皿に置いて描いていたら、ふくちゃんに舐められたことがあった。女の子らしく、甘いものが好きなのだろう。
ところでこの天橋立の「智恵の餅」は、「三人寄れば文殊の智恵」の「文殊菩薩」にあやかって、食べると智恵がつくらしい。餡子を舐めたふくちゃんに智恵がついて、本来の間の抜けた可愛らしさがなくならなければいいけれど。
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猫祭
「風の倶楽部」は名前のとおりの爽やかな雰囲気のお店で、一歩足を踏み入れると、女主人さんとお客さんが猫談義の真っ最中。「猫はうしろ姿に味がある」「雑種が一番可愛いね」…つい聞き耳を立ててしまいました。
同じ猫を扱った作品でも、作った人が猫好きかそうでないかは作品を見ればわかるように思うのですが、この猫祭に出展されている作家さんたちは、ほとんどが猫が大好きでご自分でも飼われているそうで、ギャラリーに並んだ作品からは、猫への愛情が感じられるようでした。猫が大好きだからこそ気づくような、猫の細かいしぐさや表情が表現されていて、見ていてうれしくなる作品がいっぱいでした。
この猫祭、あすの日曜まで開かれています。近くに来られる方はぜひチェックしてみてください。
小皿と箸置きを買いました。(写っているのはふくちゃんの手です)
町家画廊&茶房 風の倶楽部「猫町家デ猫祭」
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