222にまつわる些細な話

 2月22日を「猫の日」としたのはいつ頃からなのだろうか。そんなことをふと思ってネットで調べてみると、1987年の4月に、ペットフード工業会などペット関連6団体が協議して制定した、と「猫wiki」というサイトに出ていた。
 1987年というと、もうずいぶん前から猫の日であるらしいが、世間の情報に疎い私が知ったのは、ブログを始めてからなので、ここ数年のことである。
 それ以来、「222」という数字に反応してしまうようになった。
 たとえばデジタル時計。幼稚園のお迎えの時間がだいたいそのくらいなので、馬鹿馬鹿しいことだけど、よく車内の時計が「2:22」となっているのを発見しては密かに喜んでしまう。
 自分が車の絵を描くときには(たいてい猫が乗ってたり、猫のタクシーだったりするので)、ナンバープレートは「222」にするのだけれど、実際に道路を走っている車はどうだろう、「777」とか「999」はよく見たことがあるが、「222」は見たことがないような気がする、番号にこだわるような車の愛好家と猫好きとはあまりかぶらないのかしらと思っていたが、灯台下暗しで、家からふた筋ほど離れた近所の駐車場に、「222」の車が止まっているのを、少し前に発見した。
猫車をついに見つけたと思ったら、不思議なお猫さまの導きで、その同じ日か翌日、運転中にも別の猫車に会った。
先日、近所の猫車がちょうど駐車場から出てきて、運転席に、ほっそりして、眼鏡を掛けた年配の女の人の横顔が見えた。いったいどんな猫を飼っているのかしら、毛の長い洋猫なんか似合いそうなどと、妄想した。


※あと、にゃごにゃご(2525)というのも見たことありますね。もっとも、これらの番号の人が猫好きである保証はどこにもありません…
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罪を憎んで…

 たいていの猫は袋が好きで、レジ袋でも紙袋でも、あるととりあえず中に入ってみる。そのまま落ち着いて、袋のなかっで寝てしまうこともあるし、一度出て、今度は助走をつけて飛び込んだり、もう一匹いれば、袋の外から中の猫を突いたり、やんちゃな猫だと猫の入っている袋の上にのぼってしまったり。
 楽しそうに遊ぶので、ときどき紙袋やレジ袋を置いておいてやるのだが(正確には、ちょっと袋を置いたすきに猫が勝手に入り込み、仕方がないのでしばらく遊ばせてやるというパターンが多い)、このとき注意が必要なのが手提げの部分で、輪になったところに首を突っ込んでしまうと、なかなか自分では外しにくい。
 昔、実家のデビンちゃんがレジ袋で遊んでいて、手提げのところに首と片方の前足が入って取れなくなり、パニックを起こして走り出した。からだに引っかかったレジ袋が風で膨らみ、風船を背負って走っているみたいになって、山崎の天王山に登ったときに見た、合戦絵図の母衣衆(ほろしゅう)を思い出した。最初、わからなくて、何を遊んでいるのだろうと笑っていたけれど、すぐにデビンちゃんの必死な形相に気がついて、あとを追っかけ(追いかけられたことで余計びっくりしたことだろうけど)、袋をはずしてやった。
 そのことがあってから、レジ袋や紙袋で遊ばせるときには、必ず手提げの輪を切るようにしているのだが、このあいだ不運にも、床に置き忘れていたレジ袋で遊びはじめたふくちゃんに手提げの部分が絡まってしまい、ふくちゃんはびっくりして食卓の下で暴れだした。
 慌ててはずしてあげようと近寄ったら、幸い自分で抜け出して向こうへ飛んでいったけど、なにぶん必死になっていたから、ところかまわず爪で引っ掻き回していたのがみえた。調べてみると、食卓の下の床に、4本線の並んだ引っかき傷があちこちにできていた。
 去年の冬に引っ越して、新しい家の床はフローリングなので、子どもがミニカーを走らせるたびにぴりぴりして注意したり、物を落としてへこませてはがみがみ怒ったりしていたが、猫がやったのなら仕方がない。罪を憎んで猫を憎まず。
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節分

 節分というと、雪が降ったり、毎年寒い日が多いように思うのですが、今年は、ずっと続いていた寒さがようやく緩んで、珍しく暖かい節分になりました。

 おにはそと、ふくはうち…うちのふく、ふくよかでふくふくしてます。
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プレ猫の日

2月2日は、今月22日に先立つ「プレ猫の日」ですね。
部屋が少し寒いと、みゆちゃんふくちゃんは、私の椅子の上で、にゃんにゃん並んでぴったりくっついて寝ています。(年末に作ってやった段ボールハウスはなぜか使わない…)
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