ねこ絵描き岡田千夏のねこまんが、ねこイラスト、時々エッセイ
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【ねこが訪ねる京都】千本釈迦堂大報恩寺の大根焚き
大根焚きは京都の冬の風物詩です。多くのお寺でこの時期、無病息災を祈願して、参拝者にお出汁で炊いたあつあつの大根がふるまわれます。
中でもよく知られているのが、西陣にある千本釈迦堂大報恩寺の大根焚きで、毎年12月7日8日に法要が行われます。
千本釈迦堂の大根焚きは、お釈迦様が12月8日の未明に悟りを開かれたことにあやかり、4本の大根を縦半分に切って8本とし、切り口に梵字を書いて魔除けとして供えたあと、ほかの大根と一緒に炊いて参詣者にふるまわれてたことが始まりとされています。
大根をよそってくれる信徒さんの頭の手ぬぐいは、みなおかめさんの柄です。千本釈迦堂はおかめ信仰の発祥の地で、境内にはおかめ塚があります。
「阿亀(おかめ)」は本堂建築で棟梁を務めた大工の奥さんで、夫のミスを機転を利かせて救ったのですが、大工でもない妻に助けられたとあっては夫の恥と、上棟式の前に自害してしまいました。
1227年に建てられたその本堂は、応仁の乱などの戦火からも奇跡的に免れて、当時のまま今に至ります。
家庭でも炊けるように、梵字の書かれた生の大根も売られています。こちらは丸い大根です。
<率直な感想>
大根焚きに行ったものの、大根を食べるかどうかだいぶ悩みました。というのも、実は私は大根があまり好きではありません。どちらかというと苦手です。唯一大根を美味しいと感じるのは、おでんで二日以上煮込んで中までしっかり味がしみ込み大根らしさがなくなった場合だけです。さらにその日は風邪気味でお腹の調子もよくありませんでした。そして極めつけが、大根焚き券一枚千円。
たっか…。大根ってスーパーで一本百円くらいで売ってるやん…。(あとで調べると、大根焚きの二日間で、1万5千人ほどの人が来るそうです。これって、経費やら差し引いても、ウハウハ過ぎませんか…)
大根焚き券を購入するかしないか躊躇して、私は券売所の前やほかの人たちが大根を食べているテントの横(お椀をのぞいてみると、大きな輪切りが三つも入っていて、これを食べるのは絶対無理だと絶望しました)をかなりうろうろしましたが、せっかくここまで来たんだし(自転車で来たら意外と遠かった、そして寒かった)、紹介記事を書くにしても実際食べてみないとリアリティが感じられないだろうし、食べずに後悔するよりも食べて後悔するべしと意を決して、半ばやけくそ気味に、券売所のほくほく顔のおばちゃんに千円札を渡しました。
チケットと交換で大根とお揚げの入ったお椀を渡してもらい、緋毛氈の掛けられた床几のあいているところを探して座って、大根をひと口、食べました。
こ、これは、美味しい!
とは残念ながらなりませんでした。めっちゃダイコンやん。中のほうはまだ大根本来の白さが残っていて、おでんでいえば、一日経ったくらいの感じでしょうか。大根嫌いにはきついわこれ…
何年か前に大原の三千院で食べた大根焚きは、出しの色がもっと薄かったけれど大根の中までしっかり味がしゅんでいて、すごくおいしかったなあ、しかも普段と同じ拝観料の700円のみで大根は無料、お庭も建物の中も見学できてよかったなあ、などと遠い日のことを考えつつ、もうあかん、これ以上は食べれん、と何度も心が折れそうになりながら、何とか頑張って全部食べ終わり、食器を返却してそそくさと帰りました。(ちなみにお揚げはめちゃ甘かったです。)
帰り道、悪かったお腹の調子が、少しマシになったような気がしました。もしかしたら、これこそ健康増進を祈願された大根の威力なのかもしれません(と、最後にとってつけたように持ち上げておきます)。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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天才画伯というのは重々存じ上げておりましたが
それと同時に天才作家だったということを
今回のブログで改めて確信したにゃ~!(笑)
『1,000円たっか』とか『ウハウハすぎませんか』など
随所に笑いを折り込むところが
またええね~ん!(笑)
ブリに刻印してほしいってイラスト
ポストカードにしてしてして~!(笑)
貧乏性でケチなだけです^^;
ブリに梵字カード、需要あるかな…(笑)