あなたを見つめて。。 monochrome life

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風のとおりみち ペンタコン 6 Biometar 80mm TM400 Tdev1:5

2009年08月22日 01時56分16秒 | 風のとおり道
夕暮れの河原を歩いていると初老の夫婦連れらしい二人が川岸に降りる場所を探している様子に出合った。
女性の手には菓子箱に花びらがびっしり埋められていた。
想像では、飼っていた小動物が死んで死骸を川に流そうとしているのかもしれないと思った。
僕はすこし離れてその様子を見ていたが、女性だけが川岸に降りて手を合せていた。
男性は川岸には降りずにその人をじっと見ていた。
二人が去ったあと僕は夏草が生い茂った草むらを足で踏み固めながら川岸に降りてみた。
そこには川で釣りをする人がこしらえたのか、30センチばかりの厚い板が川の数メートル先まで突きだすように作りつけてあった。
見ると先ほどの花びらで埋もれた菓子箱が澱んだ葦に引っかかって留まりながら揺れていた。
一枚だけ写真を撮って戻ろうとしたら折れた釣りざおが立ててあったのでふり返って菓子箱を突いてみた。
すこし傾きながら箱は本流の流れに向かって流れていった。
コメント (12)
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風のとおりみち ペンタコンsix Biometar 80mm TM400 Tdev1:5

2009年08月21日 23時08分27秒 | 風のとおり道
以前にティルトレンズアダプターを使ってジオラマ写真を撮ったときに手に入れた、Biometar 80mm f2.8をまた本格的に使いたくなって、本体のPentacon sixをネットで探していた。
(本体が違うだけで天と地ほどの差がありますねぇ)
格安のが出ていたがコマ重なりありとのコメントからか誰も入札せずに、初期値のまま僕ひとり落札してしまった。(数千円程度)
以前からこの機種のコマずれは話題になっていたので知っていたから、当然その対処法で解決するかとタカをくくっていた。
この日はじめての試写で淀川の河原へ夕方からでかけた。
ブローニー3本撮ったうち2本を現像して、初めに撮ったACROS100は郡上八幡のローライ分と感度が同じなので一緒に現像するつもりです。
結論として2本目は裏紙をたるみ無くきつく巻いてワンシャッターごとの送りと戻しを超慎重にしたのがよかったのか不揃いながらコマ間の重なりはひとつもなかった。
3本目は気を緩めたのも自分でも分かっていて不安だったが案の定、もう最悪なくらい重なって中には半分くらい重なった最悪のもあった。
考えてみるのに現代のツルツルした裏紙のフィルムよりクロアチアや上海の分厚いザラついた裏紙のフィルムを使うほうがベストなのかもしれない。
巻軸の手前に極小のギザがついたスプロケット軸が付いていてそれで裏紙の摩擦でカウンターを回しているみたい。
描写はこのBiometar 80mm f2.8が後のSchneiderに引き継がれたことからも、極めて優秀なことが解る。
ある種Planarを越えている部分があるかも。
ただボディの内面反射はひどく少し振るだけでフレアーでまっ白になります。
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風のとおりみち ペンタコンsix Biometar 80mm TM400 Tdev1:5

2009年08月21日 23時07分32秒 | 風のとおり道
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風のとおりみち ペンタコンsix Biometar 80mm TM400 Tdev1:5

2009年08月21日 23時06分31秒 | 風のとおり道
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風のとおりみち ペンタコンsix Biometar 80mm TM400 Tdev1:5

2009年08月21日 23時02分07秒 | 風のとおり道
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