あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
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里山の森のなかで 琵琶湖針江 フレクサレット6 Belar 80mm〈RVP100〉

2007年09月30日 11時02分48秒 | Film Camera
湖岸道路を南にしばらく走りながら、ようやくこの道路が3年まえに琵琶湖一周のときバイクで走った景色だと思い出した
メタセコイヤの並木が延々つづきます
見通しの良い道路だったから調子に乗って120Kmくらい出した(時効じゃないか?笑)
湖岸に出ようと自転車を降りて生い茂る夏草を分け入ると一本の木道が森の中につづいていました
訪れる観光客もいないのか蜘蛛の巣のかかった木道をビニール傘ではらいながら歩いていくとやがて途切れて遠くに曼珠沙華の花が群生していました
薄暗い森のなか紅い曼珠沙華の根元から露草も咲いていました
露草は別名を蛍草と呼ぶようにまるで夏の日暮れに紅い花を求めて蛍が舞っているように僕には見えました
この日は2台の6×6カメラを持って出ました
この写真のカメラは運命に翻弄されたチェコスロバキアが生んだ二眼レフです
東京レトロフォーカス「モラビアの残照」というブログに詳しい記事があります
http://ammo.jp/weekly/nak/0209/nak020904p3.html
数十年も昔の安価なこのカメラにはすべての光景を見た目以上に写しだす現代の先鋭なカメラのような真似はできません
ただその場の光景に対峙した僕の貧弱な感情や昂ぶりだけを真四角なフィルムに焼付けることしかできないように最近は思えるのです。。。
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里山から見た湖 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年09月30日 01時30分42秒 | Film Camera
針江地区から琵琶湖に向かってレンタサイクルを漕ぎだしました
20分ほど走れば湖が見えてきました
この日は曇天で、すこし小雨も降ってきたけれど出かけるまえに透明傘を持ってきたので助かりました(晴れたら捨てようと100均のを持ってきて正解でした)
すこし、もやがかかった夕暮れ前の湖面はそれが海だと説明を入れても信じてもらえるほど心が落ちつく広々とした光景でした。。。
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里山のせせらぎ 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年09月29日 17時29分39秒 | Film Camera
各家庭のかばたからは3本の水路がひとつの側溝に集まってせせらぎになります
もし、どこか心無い住民が中性洗剤や鯉に残飯を食べさせないで野菜くずなどを流すとせせらぎの梅花藻や水草はすぐに変色して枯れて水も濁ってしまいます
そんなとき3本の水路をたどるとその家庭を特定できるようになっているらしい
せせらぎにカメラを向けると沢蟹がさっと石垣に隠れてしまいます。。。
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里山の恵み 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年09月29日 17時20分00秒 | Film Camera
針江には1軒だけ手作りの豆腐屋さんがあります
豊富な美味しい水で作った豆腐はきっと格別でしょう
そんな豆腐屋さんの向かいの側溝に天然のクレソンが生えていました
わずか30センチにも満たない水路なのに梅花藻とクレソンが共生しています
山間や田舎なら分かるけれどふつうの住宅地の町なかにあるのです!
自宅の玄関を開けたら足下にクレソンが生えていてちょっとサラダにと、ちぎってくるなんて信じられなかったです
案内人さんがちぎって食べてみてくださいとの好意でひと葉を口に含むとピリッと辛いまさしく本物のクレソンでした。。。
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里山のかばた 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年09月29日 00時20分56秒 | Film Camera
よくタレントの豪邸拝見で登場する台所とはまったく違います (^^ゞ
油煙の汚れさえ無いほんとうに料理を作ってるの?と言いたくなる生活感なしの台所とは違ってこの外かばた(外川端)には生活そのものがありました
家のなかにも内かばたがあってここは洗濯や野菜を洗ったり冷やしたりする専用の一坪ほどの小屋に作られてあり地下20メートルほどから生水(土地ではしょうずと呼ばれています)が絶え間なく沸きあふれています
水量はすごくて一家のお風呂や炊事をまかなっても、なお溢れる水を見るともったいなく、つい「これペットボトルに入れて売れば儲かるでしょうね?」と大阪人の発想で話してしまいました
どこのかばたにも堀こたつくらいの深い水槽があってここには鯉が飼われています
最初は知らなくてボランティアの説明される方に「育ったらこれ食べるのですか?」と聞いて失笑されました(笑)
ここでは切った野菜くずや西瓜の皮でさえ細かく刻んで浮かべておくと翌朝にはこの鯉たちがすっかり食べてくれるんです(驚!)究極エコのディスポーザーです!
川下の住民に生活排水を流さない昔からのこの地方の知恵だそう
そうおもえば見て回ったどのお宅のかばたにも中性洗剤は置いていなくて決まった手作り粉石鹸が置いてありました。。。
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里山のかばた 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年09月28日 23時21分36秒 | Film Camera
ここは小屋のない外かばたで自由に手を洗ったり、もちろん生水をそのまま飲んでも構わない
ちゃんと水質検査の表示がされていて、この町に自販機がないのも納得できます
柔らかい口当たりのよい冷たい水をいつでも飲めるんですものね。。。
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里山の家屋 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年09月28日 00時26分41秒 | Film Camera
昔なつかしい焼杉の板塀の家屋が市内を流れる川のそばに建っていました
わが家の外壁などはわずか十年たらずで吹きつけ直さないといけないのにきっとこんな板塀のほうが耐久年数はあるのでしょうね
川にはウグイやモロコやオイカワや沢ガニのほか琵琶湖から遡上した小さなアユもたくさん泳いでいます
窓から釣り糸を垂れたら部屋で寝転がりながら釣りだってできそうです。。。
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里山の川地蔵 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm〈RVP100〉

2007年09月27日 20時14分39秒 | Film Camera
町の中心には川幅5メートルばかりの清流が流れていてそこからいくつもの支流が分かれて水路から田畑に流れていきます
そんな田畑へのちいさな小川に形さえ分からないほどの歳月を経た地蔵さまが水に半分浸かっておられます
この花を替えるには川のなかに入らないといけないでしょうがここに暮らす人々の優しさを感じます
この日は曇天でしたが鮮やかなピンクのスプレー菊がとても奇麗でした。。。
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里山の水草 琵琶湖針江 ハッセルブラッド500C プラナー80mm 〈RVP100〉

2007年09月27日 01時58分35秒 | Film Camera
ちょうど先月のいまごろ琵琶湖東岸の醒ケ井という町に日帰り撮影をしてきました
この24 日は対岸の琵琶湖西側の針江という町に行ってきました
醒ケ井が梅花藻を観光のメインとしているのに対してこの町は川端(かばた)という小屋に
造った生活洗い場がNHKの特別番組で放映されて国際的な賞も取りました
町中から湧き出る生水をいまも観光としてではなく生活の一部として活用しています
町にはいたるところからこんこんと地下水が湧き出て誰でも自由に飲むことが出来て道端の水路には
天然のクレソンが生えていたりするほんとうに美しい町でした
公民館で一人千円を寄付すればボランティアの町民が各家の外かばたを案内説明してもらえます
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潜像の薔薇 ライカM2 ズミタール50mm f2.0 ? 〈film〉

2007年09月25日 23時51分25秒 | Leica M8・M-E・M9・MM・CCD
旧い未現像のフィルムがでてきた
たぶんたいしたものはなにも写っていないだろうと思ったまま机の奥に転がっているのをなんども見たやつだ
ちょうど現像タンクにもう一本空きスペースがあったから現像してみた
何年も湿気と定着液の酸や現像液のアルカリの空気が漂う暗室で粒子は荒れてコントラストも落ちていたけれど潜像は残っていました
乳剤が緩くなっていたのか水切りスクイージーをかけただけで傷がたくさんできました
きっと十年ちかくなるはずなのに切り取られた光景は消えていなかった
自分はどこで写したのかも忘れているけれど撮影スタンスはちっとも進歩していません(笑)
自分の頭のなかにもこんな潜像の記憶がまだいっぱい転がっているのだろうか?。。。
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主不在 神戸異人館 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5 〈RVP100〉

2007年09月24日 01時03分17秒 | Film Camera
ちいさな庭のあるレストランの入り口に麻ロープが張られて主しばらく出かけていますの木札が…
階段から柵越しに中を覗いたら椅子にワインボトルが一本置かれてました
予約席なのでしょうか?
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異人館 ライン邸 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5 〈RVP100〉

2007年09月23日 10時27分18秒 | Film Camera
神戸異人館界隈はよく行くけれど有料の館には入らないでこんな無料の館や坂道ばかりを歩きます(^^ゞ
この家具の硝子の絵は貴族が貴婦人にダンスでも申し込んでいるところでしょうか?
シャンデリアが硝子に反射して美しかったのでパチリ
右目を痛めてから(眼底静脈出血)このひと月ばかりライカを使えなくて真四角写真ばかりです
無意識に右でファインダーを覗いてあわてて左に変えるのでチャンスを逃してしまう
その点二眼レフは上から覗いて両目を使えます
先週と明後日の祝日はバイクツーリングを予定していたけど右目にうすい影が出て遠近感がすこし悪くまだ運転が恐いから
(自動車はコケないからへっちゃら(^^))明後日も電車でまた琵琶湖の東側をプチ旅行してきます


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神戸旧居留地 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5 〈RVP100〉

2007年09月22日 00時03分13秒 | Film Camera
この日は高台の異人館通りを上ったり降りたりしてそうとう体力的にばててしまったのでこの三宮の居留地ビル街では
ランプミュージアムを見ただけであまり写真を撮れませんでした
あまりの暑さに神戸大丸デパートにでも入ってクーラーで涼もうかと裏入り口から入ろうとしたら旧い木製の扉がありました
ドアノブも真鍮で出来ていてマホガニー色のドアによく合っていました。。。
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氷のつぶ 芦屋夙川 フレクサレット6 Belar 80mm f3.5 〈RVP100〉

2007年09月21日 23時40分36秒 | Film Camera
この日曜もすごく暑かった
真夏に町歩きをしているとしらずしらずにあのノレンを探してしまいます
そう、「氷」と書かれた真っ赤な文字です(涼しさ求めるのにどうして赤い文字?)
かき氷は好きで(ミルク金時)この日もちょうど2軒のお店を見つけておいて町を一周
したら食べようと吹きでる汗を我慢して炎天下を歩きまわっていました
決めたのはお饅頭では有名なお店で夙川を眺めながらのきれいなお店でした
注文してからでき上がるまで目の前の置かれた花を何枚か写していました
緑の硝子瓶が涼しげでした
ただ運ばれてきたかき氷をひと口食べたらこれがつぶつぶざらざらの荒いフラッペ状
やっぱりかき氷は口に入れるとすぅっと溶けるのでなくては駄目です(._.)
以前ネットで調べたら究極のかき氷は汗をかいた氷を削ることだそうです
冷凍室や製氷庫に保存してあるのは硬い氷でどうしても口溶けが荒くなるそうです
専門店は凍らないよう濡れふきんでくるむそう…柔らかい氷
(自宅の製氷皿の氷でもいったん室温ですこし溶けさせてから削るととても美味しいそうです)
フラッペ状のかき氷を食べながら短い夏を感じてしまいました。。。
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雲 淀川 ライカM3 ズミクロン50mm f2.0 〈film〉

2007年09月20日 20時35分26秒 | Film Camera
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