あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
当ブログ掲載の写真及び記事の無断転載・複写は禁じます。

蚕の社   (Kyoto Kaiko no Yashiro)    Norita 66  Noritar 80mm F2.0   Fuji Film H160

2013年08月29日 23時43分42秒 | Film Camera
























このお盆休みに出雲へMoto Guzzi V7 Classicで出かけた。

GWでは2泊3日で四国を1200Km走って、まったく写真など撮る時間がなく運転ばかりだった反省から、今回は840Kmに抑えた結果、写真もそこそこ撮れて疲れも残さずに無事帰宅出来た。

持っていったカメラはRolleiflex 2.8 Planarを1台のみで、ワンショルダーバッグに入れてたすき掛けで3日走ったけれど、少しも肩は痛くなくバイクの振動による故障を心配することもなかった。

最近は3.5Fの出番が多くてしばらく2.8Fを使ってなかったのと、3年前に18切符で出雲へ同じお盆に出かけたときはハッセルの80mmで撮ったので、その続きとして同じ焦点距離の2.8Fを選んだ。

フィルムは今回はカラーネガのみで、もう仕上がっているがホテルでこれから廻る出雲地方の神社やパワースポットをiPhoneで調べていたら、気になる記事を見かけたので帰ってから、詳しく調べてみた。

それは京都にある蚕の社という場所で、珍しい三本足の鳥居が森の中に鎮座して祀られている。

この三本足の鳥居のいわくについての記事は多く語られてネットにも載っているので、省略するが霊感の乏しい自分でさえレイキを感じるほどの、まさしくパワースポットだった。

もちろん嫌な霊気などではなく、神秘的な心が洗われる感じのレイキだ。

このときラストの鳥居に止まって動かない蛾を写していたら、大きな蜂に襲われてそれまでにも頭の周りを飛んでいたので、ビビっていたのだけれどいきなり襲われて

雨上がりに持っていたビニール傘で応戦(笑)しながらも足がもつれて、もんどり打って転けてしまい、もう駄目かと反射的に傘のジャンプボタンを押して傘で体全体を覆いながら、

身長50cmくらいに体を折りたたんで道路まで転がり逃げて難を逃れた。

神社は雨の降った夕方で他に誰も居なかったが、たぶん遠くで見た人は頭が可怪しいおっさんが一人で傘を振り回して暴れていると思われたに違いありませんが怖かったぁ~(;゜;Д;゜;; )ギャァァァ!!

Part3・Part5(Bronica Close-up lens No1)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

直島  naoshima  路地で迷っても道はいつか村の中心の鳥居につづいていた。  Rolleiflex 3.5F  Kodak Film

2013年08月04日 23時57分57秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
































































































6月まで死ぬほど忙しかった仕事も、最近は落ち着いて日曜がようやく休めるようになり、7月も終わりちかくになって土日をなんとか休める目処がついたから、

前々からいちど訪ねたかった直島へ行くことになった。

それも金曜の朝に思い立って昼に宿が決まったので、仕事を終えて家に帰ったのが夜8時、そこから写真機材の用意をしてお風呂に入って夜10時半には家を出て、

神戸まで電車で行きバスで神戸港第三突堤から深夜1時に船に乗り、冷蔵庫のようなエアコンの効いたフェリー2等での、ざこ寝と赤ん坊の鳴き声と、

ハイテンションのちびっこで、一睡もできずに四国の高松を経由して小豆島(あずきじまではない!笑)へ8時過ぎに着いた。

30分ばかり時間待ちの後に直島へは1時間ほどで着いたが、高速艇はまったく揺れずに快適そのもので穏やかな瀬戸内の島々を眺めながらの船旅はあっと言う間だった。

7月20日の当日から瀬戸内海芸術フェスティバルが、この小さな瀬戸内海の小島で行われており、日本だけではなく世界からも若者たちがたくさん訪れていた。

一人泊なので民宿はまったく取れず、かろうじておうぎ屋さんという所で一件空きがあって泊まれたが、2食つきで6800円という格安料金で、まったく期待をしていなかったが、

みごと良いほうに裏切られた。

レンタル自転車で本村港から10分かぼちゃ桟橋まで5分という好立地のバス停前でした。

隣では真っ白な本格イタリアレストランが此処を経営していて、夕食はこのレストランでのイタリアンディナーコース(これが宿泊費6800円込みでですよ!)だった。

味は最高で、隣テーブルの外人家族も表情で美味しがっているのが伺えた。

なぜこんな島に?というほどだったが、島の突端にはベネッセアートサイト直島という、こちらはまた一泊料理なしで3.5万の

安藤忠雄設計の超高級ホテルがあって、国内だけでなく世界からもお金持ちが訪れるのか、

こんな本格イタリアンレストランが田舎の猫の額ほどの島にあって成り立つのかもしれない。

結局、島に2日間居て夕方に同じコースで神戸に日曜の夜にもどって、月曜から週末にはなにごともなかったように仕事を始めた。

2泊2日となるんだろうか、金曜に仕事を終えて月曜から仕事を始めても、フェリーの寒さ対策と耳栓をちゃんとすれば、瀬戸内の島々を巡ることってバイクより楽で、

秋にもまた行こうと計画している。

行きは深夜1時発なので高松を経由して小豆島への到着は6時間かかるが、帰りは夕方なので神戸まで直行便で3時間で戻れる。


淡路島ジャンボフェリー(往復3000円

ベネッセアートサイト直島

素顔の直島


おうぎ屋さんレストラン 以下iPhone5での撮影



前菜、淡路島産の玉ねぎグリルがびっくりの美味しさ!新鮮な海老を生春巻き風に。レンコンをオリーブオイルで素揚げに。



美味くて1/3食べてしまってからiPhoneを撮るの忘れたが、かなりのボリュームの濃厚クリームパスタ。
麺は自分も最近はよく使う12分茹での1.9mm太麺か?


またまた一切れ食べてしまってから気づいて寄せた(笑)地鶏を卵で包んで香草とグリルしホールトマトで煮込んだ料理。


デザートは別料金だけど本格コーヒーと手作りプリンと抹茶ケーキとゆずとチーズの不思議なアイス、これだけついてなんと500円!
生のちいさな薔薇が添えられていて、持ち帰ってベッドで撮ろうとしたが、そのまま眠り込んで朝にはぺっちゃんこに(泣)


朝食はイタリアンレストランでもやはり和食がほっとしました。


直島の村の路地は迷路のように入り組んで、はじめのうちは自分が何処の位置にいるかも分からなかったが、こんなちっぽけな村を数時間も歩くうち、

すっかり感覚が地元の人のように分かってきた。

村の中心となるのが八幡神社で、すべての入り組んだ路地が小高い山の上に建つ、この神社へつづく細い山道にある鳥居へと向かっている。

土曜の朝から日曜の夕方まで2日間、同じ村に居たが神社のある山の上と、猫の遊ぶ公園と、誰も泳いでいない延々とつづく海岸と、

宮之浦にある一人占めだったPOPな銭湯で5時間くらいは写真も撮らずぼんやりしていた。

貧乏暇なし~と嘆く方には一度は試してほしい超安上がりで、週末の土日をなんとか工夫すれば何かを見つけられる旅になるはずだと思います。

一度や二度くらい現実逃避したってかまいません(笑)

ちなみに暇の文字は日というへんと□(右のつくりが出ない)から成り立っています。

□は覆い隠すという意味があり、虫を殻で覆い隠すと蝦(えび)になり、雨を覆い隠すと霞(かすみ)になり、、完璧であるべき王を覆い隠すと、

瑕(きず)になります、玉に瑕(きず)ということわざがありますね。

日(陽)を覆い隠すと、古代人は外では仕事ができないから何もすることがなかったのでしょうか?

でも、たしかに言えることは何もすることがない時間が、ほんとうは旅より写真を撮ることより一番の収穫なのかもしれません。

今日は朝から日本海まで、なにか美味いものを食べに愛車Moto Guzzi V7でツーリングしようと早起きしたが、二度寝して出遅れたので直島のネガをスキャンして更新しました。

明日は仕事と家事で一日つぶれそう(泣)

Norita66ではモノクロネガだけ撮ったので、近いうちに現像して(春から溜まっていた分や友達の分も20本ほどあって、頑張らなくちゃ!)またアップします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする