通天閣の見える町とおんなじ撮影場所で、ただタイトル変えただけじゃん!とお叱りの声もあろうかと思いますがご容赦を(笑)
今回は3年ほどまえから使いだしてモノクロ専門機だった、ぺん太君に初めてカラーフィルムを詰めてあげました。
うす墨を一滴垂らしたような渋好みの色合いはあんがい嫌いではありません。
手が寒さで凍えていたため、いつも以上に巻き上げをゆっくりせざるをえなかったからか、ペンタコン6の宿命ともいえるコマダブりは、
カラー4本モノクロ2本の中で2コマだけという、とても優秀な使い勝手でした。
(ペンタコン6はフィルム装填時にこれでもかというくらい、両手を使ってフィルムを張りぎみにし、一定速度で息を殺しながら巻き上げて
〈このときシャッターボタンを押したままが良いという意見もネット上であります〉仰角まで行ったらゆっくり戻すと13~14コマと詰まりぎみ
ながらもコマだぶりは解消されます、また裏紙が厚いものザラついたメーカーのものも滑りにくいので有効の意見もあります)
自宅からチャリで20分とかからない場所ですが、ゆっくりと歩く機会もなく数年ぶりにのんびりとした一日を過ごせました。
地下鉄の千日前線より南は東西の交通機関が、市バス以外無いという極めて不便な一帯ですが、そういう環境もあってか、
古い町並みがいまも残っているレトロな下町です。
路面電車の東天下茶屋駅近くにある晴明神社に祀られる、安倍晴明の母だったという葛の葉狐の言い伝えを読みつつ、
熊野古道の石標にそって、その昔は古墳だったという聖天坂から北天下茶屋駅、西天下茶屋駅へと歩きました。