あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
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最近買ったもの Canon 5D TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di

2010年08月29日 23時38分12秒 | Digital
朝日の差し込む窓辺で前夜にエアープランツを水に浸けておいたら水滴が瓶に付いて模様を作っていた。



新品で買ったSIGMA70mmMACROを売って中古のTAMRON SP AF90mmF/2.8Diを買った。
差額5千円での買い物だったが良かったか間違いだったかはこれからだ。
カミソリマクロとの異名を取るSIGMA70mmだったがジーコジーコとうるさいのとシャープ過ぎるのが自分の撮るものと合わないように感じたから。
タムロンは大昔に使ったことがあるがとにかく軽いのは今も変わらずで、マクロにしてはシャープさがもうひとつだが、ボケは相変わらず美しい。
PCディスプレイが3年で壊れたのでビッグへ探しに行ったらEIZOの縦横切り替えワイドが8000円で展示品現品として出ていた(買った日から5年保証も付いて美品)ので即、購入。
EIZOは昔はナナオと呼ばれて22年前に自分がPCでDTPを始めたとき17インチを30万以上で買ったくらい、トップクラスの性能だった。
それが展示品といえどこの価格とは隔世の感しきりだ。
縦位置写真は少ないのに嬉しがって縦・横にくるくる回して遊んでいます。
ついでに20年使ったきたパソコンラックも浮いたお金で少し良いのを購入。
まるでピアノの鏡面板のような塗りに一目ぼれ。
仕事ではコクヨの6万くらいするPCラックを使っているが、拡張キーボード手前の滑面に違和感があると一日キーボード手前に手首を置いていると苛々するが、これも塗りがよくてとても滑らかだ。
写真は少しまえに100均で買ったエアープランツを組み立てたばかりのPCラックの中段に置いてあったら窓の朝日に美しい水滴模様を作っていたので試写がてら撮ってみた。
あと沖縄の藍染めTシャツを通販で購入。
背中一面に花菖蒲の染め抜きがしてあるオヤジにはちょい派手なやつ。
藍を良い感じに落とそうと毎夜、風呂に入りながら素っ裸でTシャツを足踏みしてます(笑)

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N O B O D Y K N O W S EF 50mm F1.2L PAN-F plus

2010年08月23日 21時01分43秒 | フィルムカメラ・現像・RODINAL・XTOL
22日の日曜日に約2週間にわたる『ありがとうナダール!』Gr展が無事終了しました。

ご来場くださった方々、また拙い私の写真に対して暖かい応援メッセージを書いてくださった方々には、この場を借りて御礼申しあげます。

今回は一週間前までテーマが決まらずにナダールギャラリーに対してのお礼の気持ちをこめた写真というのを、ぼんやり考えていたので結局、

最後までまとまらずに2週間前に撮った―遠雷―のトップをオリエンタルシーガルのバライタでプリントしました。

なんだか春と夏つづけて展示写真はpentacon sixばかりのようです。

このカメラのコマだぶりも解決法をみつけてから12枚撮りが18枚くらい撮れていた(爆)のが13枚をコンスタントに写せて、

リーズナブルな点とローコントラストの美しい描写に魅せられてしまったようです(笑)

搬入のとき、他の会員たちの写真を見て " ありがとう!"にこだわらなくてよかったんだとほっと一安心したり。

今回は紙焼き写真を1点とA4プレス+イージープリントを提出とのことだったのでプレスにてナダールへの感謝のメッセージを書かしていただきました。

いつも実行委員のメンバーの方々にはおんぶにだっこで会場へ詰めることもせず、差し入れと半時間ばかりの鑑賞をさせてもらいに1回だけ寄りました。













































lens:EF 50mm F1.2L
film:ILFORD PANF PLUS(ISO50)
developer:RODINAL 20℃±0.5 1:50 12min 5min/3Mix
scanner:EPSON GT-X970

*このじゃじゃ馬現像液のRODINALもどうやら使い勝手がわかってきたようだ。

先の現像から撹拌を次第に少なくしていき、今回は液注入から4分ごとに1回の半倒立撹拌を静かに12分間で計3回しただけだった。

注入直後の連続攪拌も無しだが、希釈率50倍~200倍といいD76を1:1で慣れてきた者にとってはこんなに薄めて大丈夫?とドキドキの連続だ。

目標はムラを起こさずに無撹拌でのエッジを効かせたトーン豊かなネガ作り。

この現像液でのエッジが効いたコントラストを付ける現像はだいたい分かったので、ときどきはXTOLも使わないと。

なにせこちらは5Lも溶解しているので夏場は保管がたいへんだ。
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とんぼ帰り尾道(泣) SIGMA DP1s 外付けfinder ManualFocus

2010年08月16日 00時40分53秒 | Digital
たった2日しか休みが取れなくて尾道へ行くために朝4時半起きで出かけたが、尾道に着いたとたん携帯に親類の訃報が。
この早朝に亡くなられたそうで、通夜か葬儀に東京へ急きょ行かないといけなくなった。
今夜、泊まって次の朝に直接に東京へ行こうかとも思ったがなにせこんな格好では(ヒップホップ系Tシャツにくたびれたジーン)
大阪で降りて家に戻ってまた大阪から東京へ行くとなると倒れてしまいそうで、考えあぐねた末に予約してある温泉で夕食をすませて、
温泉に入ってしばらくごろ寝してから最終で自宅に戻って翌日早朝に東京へ行くことにした。
天気予報で快晴とあったのに途中から雨は降ってくるし、気持ちが沈んだままでの写真は良いのが撮れませんでした。
8時間ほど町を散策して宿屋に行って最終のバスで尾道まで戻り最終の新幹線で自宅に日帰り旅行で戻りました。









































































尾道では出会う猫、出会う猫にすり寄られて、モテモテだった(笑)
なんで?大阪の猫はぜったい警戒して逃げるのに。
尾道では猫よけ定番の、あの目障りなペットボトルの容器も見ない。
たくさんの猫たちに対してペットボトルが追いつかないのか、尾道の人は猫好きばかりなのか、
とにかく猫の糞尿害よりなんとも不可思議なペットボトルを見る目障り感のほうが自分には害があると思うんだけど。
夕暮れに千光寺ロープウェイから歩いて降りてくると、降りやんでいた雨がまた降り出してきた。
昼すぎにコンビニで買ったビニール傘を開いたら雨宿りを探す赤い首輪をした猫が僕の傘に入ってきた。
石段を降りると一緒に降りてくる。
困ってしまった。
このまま街まで降りてしまうと家に帰れなくなるんじゃないかと思ったからだ。
仕方なく石段にしゃがんで雨があがるのを待っていた。
買ったときはいつものビニール傘にしては大きすぎると思った65cmサイズが、僕と猫一匹が雨宿りするにはちょうどよいサイズだった。
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明日は尾道♪ EOS-1V EF 50mm F1.2L ACROS100 RODINAL1:50

2010年08月12日 22時54分02秒 | Film Camera
たった2日の夏休みなので明日は早起きして一番列車で尾道へ。
地下鉄の駅が自宅から1分だから朝5時に家を出て新大阪の始発に乗れば尾道には、8時前には着く。
尾道側から大三島へフェリーで渡る計画がとん挫して(2年前に廃止路線になっていた)しまなみ海道を高速バスで渡るのも味気ないしなぁと思案しながら、
まあ新幹線で考えようと明日に持っていく機材を選んでいる。
『尾道こころ道』のつづきを撮るのだから、もちろんメインはローライフレックス2.8fだ。
サブにsigmaDP1sも持っていこ。
迷うのはフィルムの種類だ。
ituneに入れた斉藤和義を聴きながら、朝の光線の固いうちはイルフォードのPAN-Fplus(IS050)、午後から光線量が強くなればフジのACROS100、
夕暮れはコダックのT-MAXとTRI-X400にして、カラーも少しだけ気休めに持っていこう。。などとこればかりはデジタルも敵わない楽しい時間だ。
あぁ早く寝ないと4時半に起きれない!



斉藤和義 『ずっと好きだった』



斉藤和義 『ウエディング・ソング』
斉藤和義 『ウエディング・ソング』Video編
ボブ・ディランの大好きな僕は斉藤和義もどこか好きなのです(^^)
コメント (2)
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白詰草の咲くころに。  part2

2010年08月09日 02時10分27秒 | 白詰草の咲くころに。
camera:Canon New F-1
lens:Biometar 120mm f2.8(PENTACON 6)
adapter:Ukraina tilt+M42+FD
film:ILFORD PANF PLUS(ISO50)
developer:XTOL1:1 20℃ 8min
scanner:EPSON GT-X970



























白詰草の咲くころに。Part1
世間では一週間ものお盆休みが当然だが僕は相変わらず4日しか休めない。
それも前2日のみで後2日は自宅に居なければいけない用がある。
だから、この2日がとても愉しみで待ち遠しくてしかたない。
今回は3度目となる尾道でひなびた個人経営の温泉に数ヶ月まえから予約を入れていた。
尾道は飽きることのない美しい町だが、もうひとつぜひ行きたかった場所がある。
数年前に見た映画のロケ地である大三島へ尾道港からフェリーで渡って、『船を降りたら彼女の島』での旧木造校舎へ行くことだった。
主人公の木村佳乃が演ずる久里子は東京で新聞記者として自立する女性だ。
カメラマンとの結婚を報告するために生まれ育ったこの島に帰ってくる。
幼い頃の断片的な記憶、鶴姫伝説にまつわる初恋が美しい景色とともに綴られていく。
大杉蓮の演じる無口だが優しい父が校長を引退したあと廃校になった校舎でいまは民宿を経営している。
久しぶりの父と娘のどこかぎこちない会話が島の生活と都会の生活をするものの間に瀬戸内の海峡のように超えれない垣根を作ってしまうが、鶴姫伝説の鈴を求めて彼女が島を探すうち都会で身に付いた澱のようなものが洗われて、次第に父の優しさに心を癒されていく。
DVDのキャプションでは『船を降りたら彼女の島』は、ひとりの女性の心の旅を、緻密に織りなされたタペストリーのように丹念に描き、静かな感動を与えてくれます…と書かれているように切なくも美しく見終わったあと心に優しく余韻が残る映画です。
海外でも高い評価をされているこの映画はどこか小津安二郎の『東京物語』に通じるものがあると思います。
コメント (6)
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