6月はまとまった雨がほとんど降らず、記録的な少雨になりました。
最近は、毎日雨がいつ降るかいつ降るかとやきもきする日が続きました。
今朝からようやく雨が降り出し、ようやく一息つけるようになりました。
ただ、ここまでの小雨で農作物にも少なからず影響が出ています。
特に特産になっている西瓜は影響が大きく、ちょうど実が大きくなりだす時期に
水不足が重なり、実が大きくなれずにいびつな状態のまま被害が広がっています。
水やりなどをこまめにやっているようですが、降雨のようにはいきません。
この後収穫期を迎えていきますが、被害の程度が心配です。
先般ブログにアップした湯沢のいとこのさくらんぼも被害に遭っていて、雨が
降らないので実が赤くならず黄色いままなので、品質が落ちてしまって、優良品の
割合が極端に少なくなっているそうです。
家内がいとこから買い求めたさくらんぼが上の写真です。
やはり少し赤みが少ないようです。
ついこの間まで良い物が出来そうだと期待していただけに残念な状態です。
やはり農業は常に天気に左右されるので、安定して栽培することが難しい仕事です。
田んぼも水不足の影響を受けてはいますが、野菜や果樹ほどではないようです。
これからは水のいらない中干しの時期に入るので、とりあえず水の心配はいりません。
今日は、水稲の病害虫防除のための無人ヘリ防除の総会が開かれ、7月から8月まで
3回にわたって、町内約1400ヘクタールに無人ヘリ15台で農薬散布を行います。
以前は有人ヘリで行っていましたが、ここ数年は環境や人にやさしい農薬散布のため
無人ヘリに切り替えています。
来賓で参加した雄勝地域振興局農林部の小松氏によると、5月6月の降雨量は平年の
三分の一だが稲の生育は旺盛で、草丈、茎数とも平年の15%増しで推移しているとのこと。
ただ、米の品質を落とすカメムシは多めに推移しているので防除はしっかり行うことが
必要だ、との見解でした。
ことしは、カメムシ防除を2回行うことにしました。