先日、医療・介護・行政などに携わる多職種の皆さんが一堂に会する研修会が、三輪地区の美里音で開かれました。
国では、地域包括ケアの実施を求めていますが、今回の研修会はその先駆けになる研修会です。
医師、看護師、介護関係者、消防、警察など幅広い職種の方々が100人近く集まり、主催した福祉保健課の予想を超える人数が参加してくれました。それだけ関心が高いのだと思います。
初めに、羽後病院のリハビリ責任者である斎藤 功 氏が講演し、羽後町におけるリハビリのシームレスシステムを提案されました。
介護の現場では、老人の重症化、寝たきりを防ぐ上でリハビリの重要性が増しています。
福祉施設を含む在宅で専門的なリハビリが出来れば、介護する側もされる側もメリットが大きいと思います。
講演の後は7~8人に分かれてグループワークを行ない、業種の違う人との意見交換が活発におこなわれました。
町立病院を持つ利点を生かして、地域包括ケアに積極的に取り組めればと思います。