作日、農業のベンチャー企業である(株)農業総合研究所のCEO(最高経営責任者)である及川智正さん(40歳)のお話を伺い、とても刺激を受けました。
及川さんは、東京農業大学を卒業後民間企業に就職しましたが、どうしても農業をやりたくて奥さんの実家がある和歌山県で就農し、その後、流通改革のために資本金50万円で農業ベンチャーの企業を2007年に立ち上げ、8年後の現在、資本金4200万円、年商約40億円の会社に成長させたカリスマ経営者です。
事業の主な中身は、農家の生産物を集荷拠点に集め、全国で契約している430店余りのスーパー、ホームセンター、コンビニなどの直売コーナーで販売するというものです。
現在この流通システムで野菜などを売っている農家は全国に5000人に及び、西日本中心だった集荷拠点もどんどん北上し、新年度はお隣山形県新庄市に拠点ができるそうです。
その様子は、昨年11月23日のNHK総合テレビ「サキどり」で放送され、たまたまその番組を見ていて感激したので、今回地元銀行のご紹介で来庁されるというお話をいただき楽しみにしていました。
来年オープンする道の駅にも必ず力になると確信しました。
とても気さくな方で、としとらんどで懇親会をしましたが、様々な意見交換ができ仲良くなりました。
農家も消費者も喜ぶ流通システム。IT技術を駆使した夢のような取り組みに強く刺激されました。
一足早く自宅玄関に春が来ました。