今朝の吹雪は最近では一番の強風で、出勤時間帯は視界がゼロのホワイトアウトでした。車は皆ライトを点けてノロノロ運転でした。
これも地球温暖化の影響でしょうか、日本海で低気圧が急激に発達する事が多くなりました。
昔からの言い伝えで「2月の吹雪(ふき)と女子(おなご)の酔っ払いは家さ入ってくる」と言われています。
今は住宅もアルミサッシなどになって、家の中に雪が入ることはありませんが、子どもの頃は朝起きると家のあちこちに雪が舞い込んでいました。
女子の酔っ払いも、最近は行儀が良くなって、よその家に上がり込む人は見ることがありませんが、昔はそんな光景が当たり前にあったのでしょう。
学生時代、サークルのコンパで飲み過ぎて腰が立たなくなった女の同級生を背負って、女子寮まで友人達と送り届けたことがありますが、痩せているのに何でこんなに重いんだろうと思ったことがあります。
飲み過ぎた女性は始末に困ることを初めて体験しました。
吹雪を見ながらつい遠い昔を思い出しました。
(NHK総合テレビ、グレートトラバースより)
毎朝の日課のように出勤の支度のかたわらNHKBSプレミアムで「マッサン」と「グレートトラバース」を見ています。
「マッサン」は佳境を迎えて視聴率も高く、周辺を固めるバイプレーヤーに芸達者を集めて人気を博しているようです。最近の朝ドラは質が高いですね。
そして、「グレートトラバース」は日本百名山一筆書き踏破と称して、冒険家の田中陽希さんが、九州屋久島の宮之浦岳から北海道利尻島の利尻岳までの7800kmを7ヶ月かけて、交通機関を使わず自らの足だけで制覇するという、信じられないような挑戦です。
昨年夏頃、Facebookでこの挑戦を知り、その後NHKが放送を始めて引き込まれました。昨日は総合テレビでも放送されたので多くの人が見たと思います。
その超人的な体力と、挑戦し続ける気力、青空の下に広がる絶景。どれ一つとっても驚くべき映像です。
忙しくて山に行くこともできませんが、映像を見て百名山に登った気にされてくれます。
二日間吹き荒れた吹雪もようやく治まりました。
しばらくお休みしていた除雪機械のお陰で雪掻きもとても楽をしています。
今冬最後の大荒れと思いたいですね。
昨日は秋田市の市町村会館で、今後の県農政の展開について、県農林水産部の佐藤博次長から話を聞きました。
佐藤次長は私のすぐ近くの集落の出身で、親戚の様な付き合いのある方です。
農業県秋田と言われる本県ですが、農業産出額は東北最下位で、米の割合が高いのが特徴です。
それだけ米価の行方に左右される脆弱な体質にあります。
米以外の野菜、畜産、花などの生産をどう伸ばして行くのかが大きな課題です。
高齢化が進む本県農業の体質を変えるのは簡単ではありませんが、施策を総動員してチャレンジするしかありません。
わが町でも一億円の基金を用意して、今後の農業振興に備えつもりです。
4年後には減反政策の廃止、米の直接支払い政策の廃止など大きな政策転換が決まっており、農協改革とあいまって、国の農政展開からも目が離せません。
農業所得を倍増させるという国の方針は、どうやって実現するの？という疑問がとけません。
今年の箱根駅伝で9区を走った山梨学院大4年生の阿部竜巳選手が、実家の田代に帰省したので役場を表敬訪問してくれました。
2年生の時から3年連続の箱根駅伝出場で、羽後町では初めての箱根駅伝ランナーです。
今年は昨年に引き続き復路9区に出場し、本調子ではないながら着実に最終10区の兼子選手に襷をつなぎ、最終順位9位で来年のシード権獲得に貢献しました。
私も今年初めて箱根駅伝を現地で応援し、阿部選手が襷渡しをした鶴見中継所で応援しました。
2時間以上も待ってあっという間の襷渡しでしたが、阿部選手の勇姿をしっかりとこの目に焼き付けてきました。
実は、アキレス腱を痛めており、痛みを抱えながらの出場だったので本調子ではなかったと明かしてくれました。
お祖父さんと一緒に来庁してくれましたが、子どもの頃からの竜巳選手の活躍ぶりを披露してくれ、家族や親族に長距離を走れる人はほとんどいなく、どうしてこんなに走れるのか今だに不思議だと話してくれました。
今年もマイクロバスを借りて親族一同で、鶴見駅前で応援してきたそうです。
卒業後は小森コーポレーション(茨城県)に就職が決まっており、そちらでも駅伝を続けると言っていました。
次は実業団が勢ぞろいする元日のニューイヤー駅伝ですね。
やがてはフルマラソンにも挑戦したいと夢を語ってくれました。
今日は、母校の高瀬中学校を訪問し、後輩達と一緒に部活をすることにしています。
昨日は、恒例になった安藤豊後援会の新春の集いが、コプニ巨福会館で行われました。
町長に就任してからは2回目の開催で、多くの来賓を始め会場に入り切らない程の後援会員が詰めかけ、合わせて250人程で盛大に開催することができました。
お忙しい中、御法川信英、村岡敏英両衆院議員が駆け付けてくれ、激励の挨拶をいただきました。佐藤正一郎県議、東海林悟連合秋田会長からも来賓の挨拶をしていただき、それぞれの立場から話題を提供してくれました。
私からは、新年度予算を始め地方創生と人口減少対策、農業振興、道の駅事業など当面する課題について町政報告し、参加者の理解と協力をお願いしました。
さらに昨日は、掘回コミュニティが主催する「元城(もとき)雪まつり」が行なわれ、午後1時の開会式から午後7時のみかんまきまで6時間にわたる長丁場のイベントが行なわれました。
特に、保育園児から老人クラブまで16チームが参加した雪中綱引き合戦は、豪華な賞品が出るとあって、老若男女が気合いの入った熱戦を展開していました。
昨夜は五輪坂温泉としとらんどで「うご牛を味わう会」が開かれ、極上の牛肉料理を堪能してきました。
今回の牛肉は、同級生の大森政範くんが生産した牛で、昨年末開かれた全県枝肉共励会で優秀賞を受賞したものです。
肉質が最高クラスのA5、脂肪の入り具合の「さし」が11という最高級の「神牛肉」です。
ローストビーフ、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ワイン煮、牛丼と次々に出されるフルコースが5000円会費と格安だったこともあって、さすがの広い大広間も溢れんばかりの大盛況でした。
年間出荷頭数がわずか200頭というプレミアム(極上)な牛肉で、肉好きな佐竹知事も日本一の牛肉だと太鼓判を押しています。
3月には銀座の有名レストラン3店で「うご牛フェア」が開かれます。
JAうごは県内の最も小さな農協ですが、農産物の質は県内一番だと自慢できます。
今年度2回目の羽後高校教育推進協議会が開かれ活発な意見交換が行われました。
田畑校長先生始め担当の教諭の皆さんからこの半年の学校としての取り組みの報告がありました。
既に99人の3年生の進路は全て決まり、進学が53人、就職が46人という内訳でした。就職では、28人が県内就職で地元志向が強くなってきている事は嬉しいことです。
ここ数年、入学者が定員割れしており、如何に入学者を確保するかが最も大きな課題です。あたかも再来年から第7次高校再編計画がスタートするので、学級減や分校化など厳しい現実が突きつけられています。
魅力ある学校作り、子ども達に選ばれる学校、などについて参加者から様々な意見が出され、校長先生からも更なる努力をする決意が述べられました。
私のブログなども、高校の活動を紹介する資料に載せていただき、情報発信の大切さを痛感しました。
羽後町の発展には羽後高校の存在は欠くべからざるものであり、町づくりにも積極的に参加してもらうつもりです。
昨日はとても嬉しいプレゼントを戴きました。
羽後町西馬音内在住で、書家、篆刻家として著名な増沢 土龍(本名 廣)さんが、私の印鑑を作って持参してくださいました。
増沢さんは、昨年12月に県芸術文化賞を受賞され、役場にご挨拶に来られましたが(12月13日のブログ参照)、県内篆刻界の第一人者でもあります。
また、毎日書道展の審査員もされており、ご自身平成5年に毎日書道展会員賞グランプリも受賞され、平成12年には日展にも入選されています。
今回戴いたのは「安藤豊印」と彫られた物で、獅子が彫刻された立派な台座に彫ってあり、昔の王様の御璽(ぎょじ)のような風格があります。
文化の素養のかけらもない私にとって、恐れ多い贈り物ですが、一生ものの宝として大事に使いたいと思います。
昨日の立春に続いて二日連続の晴天に、このまま春が来るのでは、と錯覚しそうないい天気です。
町長室の隣にある桜の蕾はまだまだ固く閉ざしたままです。
今日は、来年オープン予定の拠点施設(道の駅)のアドバイザー検討会と講演会が行われました。
検討会は今回で3回目で、アドバイザーの中沢さかなさんは、山口県萩市の「道の駅萩しーまーと」の 駅長で、全国の道の駅のアドバイザーもされていて、道の駅成功請負人と言われている方です。
今回で2回目の来町ですが、レストランの内容やテイクアウトコーナー、直売所などについて様々な提案を頂きました。
午後は、直売や加工などに参加を希望している皆さんに講演してもらい、全国の成功している道の駅を紹介しながら、成功の秘訣を伝授してもらいました。
新年度予算が決まり次第建設に取り掛かり、来年7月にはオープンしたいと考えています。
今日は立春らしく穏やかな天気で時折青空も覗いています。
そんな陽気とは裏腹に、「イスラム国」による暴力の連鎖が止まりません。
今朝も、日本人二人の殺害に続いて、捕虜になっていたヨルダン人のパイロットまで殺害したと報じられ、インターネットで映像を公開するという残忍さです。
それに伴い、ヨルダンでは、パイロットとの人質交換を要求していた女性死刑囚の死刑を執行したと報じられ、暴力の連鎖が拡大しました。
人命に関わることなので迂闊なコメントはできませんが、日本は戦後70年の時を迎えて、新たな暴力の応酬に巻き込まれないことを願うばかりです。
ところで、世界的なベストセラーになった「21世紀の資本」の著者でフランスの経済学者トマ・ピケティ氏が来日し話題になっています。
今朝の魁新報の一面に掲載された佐藤 隆三先生(湯沢市出身、ニューヨーク大名誉教授)の「ピケティからの提言」という一文がとても参考になりました。
資本の収益率が経済の成長率よりも常に大きく、富める者はますます富み、貧者はますます困窮する。
格差を表す指標としてジニ係数が有名ですが、ピケティ氏の格差拡大論が、アベノミクスの経済政策にどの様な影響を与えるのか、とても興味がわきます。
佐藤先生の言うように、「戦後の日本は、社会的・経済的平等の原則の基に発展を遂げた。しかし、バブル崩壊後、正規・非正規社員などの社会的格差が発生した。成長戦略の名の下に、築き上げてきた日本の平等社会の原則を捨ててはならない。」という指摘は正に至言だと思います。
今日は季節の変わり目となる節分です。
帰宅して早速買っておいた落花生を一升枡に入れて神棚で拝み、今年の恵方である西南西の方角に向かって撒きました。
我が家では、子どもの頃から「鬼は外、福は内。天に花咲け、地に実成れ。鬼の目ん玉ぶっ潰せ‼︎」と唱えて撒きます。
皆さんのお宅ではどうでしょうか。
昔ながらの伝統行事が徐々に行なわれなくなりますので、やれるうちは実施したいと思います。
先日から行なわれていた予算査定も今日で終わりました。
今後、国の地方創生に関する補正予算への対応を検討して、最終予算が確定しますが、道の駅建設など増額要素が多く、84億円程の大型予算になりそうです。
町の活性化に資するよう、今後議会での審議をお願いすることになります。
平成27年もあっという間に1月が終わり2月に入りました。
明日は節分で明後日は立春。暦の上では春の訪れを感じる頃になります。
今年の冬は、12月に大量の雪が降り、1月が比較的穏やかだったので、昨年までの豪雪という感じではありません。
ただ、過去のデータを見ても2月でも結構積雪量が増えているので2月一杯は油断できません。
今日は、予算査定の2日目。
企画商工課、建設課、農林課、福祉保健課、生活環境課など、現場を多く抱えている事業課の査定を行ない、結果的に多くの予算要求の必要性を認め復活させました。
その内、国の地方創生の事業に該当できそうなものはそちらに回すことができるので、精査が必要です。
予算全体の額が増えそうですが、必要なものは措置しなければなりません。
査定は明日で終了します。
そんな中、Facebookで湯沢市中心部のお寺が全焼している、というニュースを見ました。
住宅密集地なので延焼しなければいいのですが・・・・・
今日は、盆踊り会館で東京藝大ミニコンサートが開催されました。
毎年この時期に開催されており、音楽ファンにとっては楽しみな企画です。
羽後町が大好きな原田 愛さん(上の写真右側)が中心になって、石田 多紀乃さん(写真左り)とピアノの連弾を演奏してくれました。
お二人とは、昨日夕食を一緒させていただき、花嫁道中も一緒に見学しました。
二人とも東京藝大大学院を卒業して、洗足学院大学で講師をされています。
そして今回は二人のソプラノ歌手が特別ゲストとして参加してくれ、圧倒的な歌唱力を披露してくれました。
男性のテノールが竹内俊介さん(香川県出身)、女性のソプラノが江口順子さん(山形県新庄市出身)で、オペラの名曲を歌ってくれました。
アンコールでは、「アベマリア」とカンツォーネの名曲「オーソレミオ」の2曲を披露してくれ、駆けつけた観客から盛大な拍手を送られていました。
吹雪の吹く日曜日の午後、ゆったりとした雰囲気の中、芸術の素晴らしさに触れることができました。
