アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2010-05-13 16:43:44 | 絵本
「百年たってわらった木」(3分)
中野美咲:文
おぼまこと:絵
くもん出版:発行
2003.10初版第1刷(1200円)

森の中に、とってもかっこいい木がありました。
ぐんと上にのばしたえだ。するどい葉っぱ。ツルツルピカピカのはだ。
百さいになるというのに、いつでもどうどうとしています。
けれでも木は、そんな外見からはわからない、さびしい思いをしていました。
それは、ひとりも友だちがいないこと。
こんなにかっこよくしているのに、どうして友だちができないの?

2002年おはなしエンジェル子ども創作コンクール(主催:日本児童文学者協会・日本児童文芸家協会 共催:日本公文教育研究会)において、<小学校高学年~中学生の部>の最優秀賞を受賞した絵本。作者がこれを書いたとき、まだ小学校6年生だった。