アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2021-01-31 16:37:28 | 絵本
「ペトラ」(3分半)
マリア・ニルソン・トーレ:作
ヘレンハルメ美穂:訳
クレヨンハウス:発行
2013.3初版(1,500円)

ペトラは一人暮らしの動物。
犬のように見えるような、見えないような(^^;
何の動物だろう。
身体にいっぱい模様(ブチ)があって、朝起きた時、その模様の一つが無い事に気づく。
そして身体から飛び出した、そのひとつは冒険のために家を飛び出して行くのだった。
北欧の作家さんの絵本。
家の中のあらゆるモノがお洒落です(^^)


今日の絵本

2021-01-30 15:56:18 | 絵本
「コウモリのルーファスくん」(3分)
トミ・ウンゲラー:作
いまえよしとも:訳
BL出版:発行
2011.5第1刷(1300円)

コウモリのルーファスは、自分の黒い衣装にうんざりしています。
ある時、誰かが「絵具箱」を置き忘れていたので、ルーファスは自分を綺麗に塗り替えることにしました。
目立った色は逆に危険を呼び、ルーファスはチョウのコレクターのタータロ先生に助けられました。
そこから始まる共同生活で・・・。

今日の絵本

2021-01-29 16:39:01 | 絵本
「ブラック・ドッグ」(5分)
レーヴィ・ピンフォールド:作
片岡しのぶ:訳
光村教育図書:発行
2012.9第1刷(1400円)

あの『ブラック・ドッグ伝説』を聞いたことがありますか?
一目見ただけで、ありとあらゆる悪運にとりつかれると、いう・・・。

ある朝、一匹の黒い犬がやってきて、ホープさんの家の前に腰を下ろしました。
まず見つけたのはホープさん。
「大変だ!トラくらいもある黒い犬が外に!」
次にホープ夫人。
「大変!ゾウくらいもある黒い犬が、外に!」
そして犬は段々巨大化(?)していき・・・。

コーンウォールの古い幽霊屋敷に住んでいた(引っ越したかもしれない)作者の第2作目絵本。

今日の絵本

2021-01-28 13:46:47 | 絵本
「わたしをわすれないで」(6分)
ナンシー・ヴァン・ラーン:作
ステファニー・グラエギン:絵
角野栄子:訳
マイクロマガジン社:発行
2018.3初版(1500円)

認知症になった祖母を慕い、幼いながらに現実をひとつひとつ受け止めて寄り添う。
孫娘ジュリアンの視点から描かれた心あたたまる話。
装丁の色もデザインも優しくて、ホッとする。

今日の絵本

2021-01-27 15:52:25 | 絵本
「われから」(5分)
青木優和:文
畑中富美子:絵
仮説社:発行
2019.3初版第1刷(1800円)

副題が『かいそうの(海藻の)もりにすむ ちいさな いきもの』。
藻場に生きる『われから』という細長いエビやカニの仲間となる生き物が主役。
裏表紙の説明を見ただけでも、種類が多くてびっくり。
水生生物が好きな私は結構真剣に見てしまった(^^;

今日の絵本

2021-01-26 15:33:27 | 絵本
「みどりのほし」(2分半)
林木林:作
長谷川義史:絵
童心社:発行
2020.7第1刷(1500円)

最後に『みどりのほし』の譜面あり。
2011年「こどもの詩 周南賞」作詞部門優秀賞を受賞した詩に曲が付けられたもの。
この歌にうたわれている発見が絵本になった・・・と説明されている。
絵本を見ながら、みどりのほしを探そう(^^)

今日の絵本

2021-01-25 15:07:50 | 絵本
「みーんな かめ!」(1分半)
ふくだとしお:作
ふくだあきこ:絵
幻冬舎:発行
2007.6第1刷(1300円)

転がった、卵から生まれたのはカメ!
だけど、よーく見たら・・・あっちにもカメ!こっちにもカメ!
カメにはたくさんの仲間がいるんだね。

今日の絵本

2021-01-24 14:16:30 | 絵本
「ゆくえふめいのミルクやさん」(14分半)
ロジャー・デュボアザン:作・絵
山下明生:訳
童話館出版:発行
1997.11第1刷
2015.8第17刷(1400円)

毎日、同じ時間に同じ場所、同じ品を届けている<ミルクやさん>。
お供は車(小型トラック)のアメリアと、ダックスフントのシルビア。
だけど今日は違います。
『ドチラニ イコウカ カミサマノ イウトオリ』
そしていつもと違う方向へ行ってしまう、ミルクやさん。

たまらなくマンネリな世界から出たくなる時がある。
もしかして全く違う世界があって、違う人生があるのではないかと。
そして新たなる経験をしたからこそ、気づくこともある。
何が一番自分にとって大事なのか。

今日の絵本

2021-01-23 16:18:42 | 絵本
「くらやみきんしの国」(5分半)
エミリー・ハワース=ブース:作
おおつかのりこ:訳
あかね書房:発行
2020.11初版(1600円)

あるところに、男の子がいました。
男の子には怖いものがありました。
くらやみです。
男の子は王子様でした。
だから決めたのです。
ぼくが王様になったら、くらやみを何とかするんだ。
すると・・・

権力がある人がするとダメだよね。
だけど国民が賢かった(^^;

今日の絵本

2021-01-22 12:03:58 | 絵本
「むこうがわのあのこ」(4分)
ジャクリーン・ウッドソン:文
E.B.ルイス:絵
さくまゆみこ:訳
光村教育図書:発行
2010.11第1刷(1500円)

アメリカ大統領が交代したこの時期に、この絵本を読むのはいい機会かも。
見た目の柵より、心の中の柵の方が大きいかも知れない。
誰にでもあり得る柵だから、意識して取り除くようにしなくては。