「わんぱくえほん」(3分半)
飯野和好:作
偕成社:発行
1981.3第1刷
1995.3第2刷(1400円)
<わんぱく>は みんなあつまれ!
おこられたって へいっちゃら
つぎのいたずらが
ポケットのなかで わらってる
<わんぱく>は
子どもが子どもであるしるし
<おとな>になんか わからない
<わんぱく>に贈る<わんぱく>が主人公の絵本
稲の繊維に、三椏、または楮という繊維を、混ぜて作られる紙に、わらばん紙というのがある。
お砂糖に中白というのがあるけれど、ちょうどそんな色合いの紙である。
安くてカサカサしていて、でも、どこか生意気そう。
すぐ、日に焼けたり、破れたりするけれど、僕は子どもの頃から気に入っていて、二つに折ってホッチキスでとめ、よく漫画などを描いた。
なんだかこの紙は、わんぱくぼうずやいたずら好きの子どもたち、そこら辺にいる男の子や女の子と同じ感じがするのだ。
そこで、この“わんぱくえほん”は、わらばん紙に描くことにした。
おはなしも、みんな一枚一枚のわらばん紙のようなぐあいに、ほほえましく作った。
(作者あとがきより)
飯野和好:作
偕成社:発行
1981.3第1刷
1995.3第2刷(1400円)
<わんぱく>は みんなあつまれ!
おこられたって へいっちゃら
つぎのいたずらが
ポケットのなかで わらってる
<わんぱく>は
子どもが子どもであるしるし
<おとな>になんか わからない
<わんぱく>に贈る<わんぱく>が主人公の絵本
稲の繊維に、三椏、または楮という繊維を、混ぜて作られる紙に、わらばん紙というのがある。
お砂糖に中白というのがあるけれど、ちょうどそんな色合いの紙である。
安くてカサカサしていて、でも、どこか生意気そう。
すぐ、日に焼けたり、破れたりするけれど、僕は子どもの頃から気に入っていて、二つに折ってホッチキスでとめ、よく漫画などを描いた。
なんだかこの紙は、わんぱくぼうずやいたずら好きの子どもたち、そこら辺にいる男の子や女の子と同じ感じがするのだ。
そこで、この“わんぱくえほん”は、わらばん紙に描くことにした。
おはなしも、みんな一枚一枚のわらばん紙のようなぐあいに、ほほえましく作った。
(作者あとがきより)