「サンパギータのくびかざり」(5分)
松井友:文
ボン・ベレス:絵
今人舎:発行
2015.4第1刷(1600円)
この本は、作者が2000年から暮らしている、フィリピン・ミンダナオ島の現実を描いたもの。
作者の印税は全て「ミンダナオ子ども図書館(MCL)」に寄付される。
*作者あとがきより*
この10年間、ミンダナオの子どもたちのことだけを考えて過ごしました。
あっという間でした。
ところが最近、日本の子どもたちのほうも、放っておけないという気持ちが強くなってきました。
お金と物は豊かでも、生きる力を失って、自殺や引きこもり、登校拒否などで悩む子どもたちが多くいるからです。
それに比べると、ミンダナオの子どもたちは、たとえ親が死んで孤児になっても、明るく生きる力に満ち溢れています。
生きる力とは何だろう。
日本の子どもたちに、ミンダナオから生きる力を送りたい。
現地を訪れた日本の若者たちが、感動して泣き出す様子を見るにつけて、そう考えるようになりました。
(中略)
貧しくとも生きる力に満ち溢れ、明るい笑顔の子どもたちや、たがいに助け合うミンダナオの人々の姿を、絵本で伝えることで、日本の子どもたちの役に立てるのではないか。
この本はこうした思いから生まれました。
松井友:文
ボン・ベレス:絵
今人舎:発行
2015.4第1刷(1600円)
この本は、作者が2000年から暮らしている、フィリピン・ミンダナオ島の現実を描いたもの。
作者の印税は全て「ミンダナオ子ども図書館(MCL)」に寄付される。
*作者あとがきより*
この10年間、ミンダナオの子どもたちのことだけを考えて過ごしました。
あっという間でした。
ところが最近、日本の子どもたちのほうも、放っておけないという気持ちが強くなってきました。
お金と物は豊かでも、生きる力を失って、自殺や引きこもり、登校拒否などで悩む子どもたちが多くいるからです。
それに比べると、ミンダナオの子どもたちは、たとえ親が死んで孤児になっても、明るく生きる力に満ち溢れています。
生きる力とは何だろう。
日本の子どもたちに、ミンダナオから生きる力を送りたい。
現地を訪れた日本の若者たちが、感動して泣き出す様子を見るにつけて、そう考えるようになりました。
(中略)
貧しくとも生きる力に満ち溢れ、明るい笑顔の子どもたちや、たがいに助け合うミンダナオの人々の姿を、絵本で伝えることで、日本の子どもたちの役に立てるのではないか。
この本はこうした思いから生まれました。