「うさぎちゃんとおひさま」（2分）
あいはらひろゆき：文
あだちなみ：絵
教育画劇：発行
２００６．１０初版（1000円）
赤い帽子をかぶったうさぎちゃん。
雨の後だからレイン帽みたいだ。
顔を出したおひさまと、ゆっくり過ごすひと時。
ママの声が優しく響く。
「おにころ」（4分半）
野村たかあき：作・画
上毛新聞社事業局出版部：発行
２０１５．７初版第1刷（1200円）
上州と武州の間で繰り広げられる水争い。
心を痛めた神流川上流の御荷鉾山生まれの鬼の子が、岩になって川の流れを二つに分けて争いを収め、村人たちを救った創作民話。
鬼の子だろうが、育てたのは人間の夫婦。
親にしてみれば切ないだろうな。
今回で18回め。
すごいなぁ～、吾郎ちゃん。
語る語る男子（いや女子？）ライフ(^^;
そしてついに得意分野の「ワイン」が登場。
＜ふたりで ゆっくり グラスを傾ける そんな贅沢な時間が 心地よい季節＞
ふたり！？
ふ・・・ふたり！？
誰を想定！？
＜前回までのあらすじ＞
心療内科医のタカオは浮気を重ねるダメ男。
植物状態となった妻・フジコの指令で、タカオの患者・安西リエを救うことに。
タカオは不倫相手の珠美とその息子・創とともにリエの自宅に行くが、急に創の体調が悪くなってしまう。
珠美親子と同乗した救急車が向かった先は、運悪く朔原総合病院だった・・・・・。
そもそも子ども（創くん）がタカオのことをパパと呼ぶのが問題だ。
注意しろよ～！
子ども心が・・・なんて言ってる場合じゃないし！
フジコちゃんは、『誤解なんだもん、すぐに解けて、逆にいいほうに行くわよ』と言うけれど(・・;)ねー。
それにしても安西リエは何処へ！？
「おにぎりやタコジロー」（4分）
山﨑克己：作
佼成出版社：発行
２０１４．８第1刷（1300円）
八本足でにぎるから、お待たせしません！！
いい塩加減！
おにぎりやタコジローは評判のおにぎり屋さん。
ところがある日、恩人の消防署長さんが買いに来て・・・。
何か見てると食べたくなってくる、美味しそうな🍙(^^)
「こくん」（4分半）
村中季衣：作
石川えりこ：絵
童心社：発行
２０１９．６第1刷（1300円）
病院から退院したちさとちゃん。
久しぶりの保育園では歩行器使用。
でも頑張ればひとりで歩ける！
そんなちさとちゃんの様子を優しく見守る友だちのみんな。
＜こくん＞は、ちさとちゃんの強い意志の表れだ。
「そうだソーダ」（２分半）
丸山誠司：作
くもん出版：発行
２０１９．６初版第１刷（１２００円）
ソーダのお店が人気だそうだ。
一番人気はクリームソーダだけど、空を飛べる『そらソーダ』も人気だそうだ。
さて、他にはどんなソーダがあるのかな？
そうだ！そうだ！みんなで行ってみよう(^^ゞ
結末から言えば・・・ほら！だから！言わんこっちゃない！
だね(^^;
そもそも言わなきゃいけないことをちゃんと言えないタカオは問題だ。
その曖昧さが周囲を傷つけているということに気づくべきだ。
あまりのトロい流れに、いささかキレ気味で読んだ私(^^;
「みつけてん」（2分）
ジョン・クラッセン：作
長谷川義史：訳
クレヨンハウス：発行
２０１６．１０第1刷（1800円）
ふたりづれの かめが 帽子を見つけました。
でも 帽子はひとつだけ・・・。
帽子をふたりとも かぶることが できるでしょうか。
『どこいったん』、『ちがうねん』に続く、ジョン・クラッセンの＜ぼうし＞をめぐるクールな絵本、三冊目。
長谷川義史さんの訳がピタッとハマってます(^^;