杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ダンスウィズミー

2020年04月08日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2019年8月16日公開 103分

一流商社で働く勝ち組OLで、幼いころの苦い思い出からミュージカルを毛嫌いする鈴木静香(三吉彩花)は、ある日、姪っ子と訪れた遊園地で怪しげな催眠術師のショーを見学し、そこで「曲が流れると歌って踊らずにいられない」という“ミュージカルスターの催眠術”にかかってしまう。その日から、静香は街中に流れるちょっとしたメロディや携帯の着信音など、あらゆる音楽に反応するように。術を解いてもらおうと再び催眠術師のもとを訪れた静香だったが、そこは既にもぬけの殻。困り果てた彼女は、催眠術師の助手をしていた千絵(やしろ優)とともに、催眠術師の行方を捜すが……。(映画.comより)

 

「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督・脚本のミュージカルコメディです。ヒロイン役を演じた三吉彩花はミュージカルシーンの全ての歌とダンスを吹き替えなしで演じたそうですが、なかなか上手でした。

勝ち組OLの設定なので、憧れの男性社員(三浦貴大)に頼まれた仕事を期日までに仕上げる能力もありますが、子供の頃のトラウマが催眠術にかかってしまう原因として描かれています。

怪しげな催眠術師役の宝田明さん、懐かしい~~!といったら失礼かな

彼を追って新潟・秋田・青森・函館と北上していく中での出会いや騒動がコミカルに展開していきます。

元カレの結婚披露宴に乱入する女(chay)や、催眠術師の助手(サクラ役)の千絵との珍道中は楽しく、怪しげな興信所の男(ムロツヨシ)や、借金取りの三人組とのやりとりも笑えます。

ところどころ挿入されるミュージカルシーンは、凄く上手というわけじゃないけど、なんだか楽しくなってきます。

旅の終わりに静香が選んだ「答え」は予想がつきましたが、本人が満足ならそれでいいんじゃない?

気楽に楽しめるコメディでした


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