杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

パプリック・エネミーズ 試写会

2009年11月30日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
よみうりホール 18:30開映

2009年12月12日公開予定

鮮やかな手口で銀行から金を奪い、不可能とも思える脱獄を繰り返す世紀のアウトロー、ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)。利益を独り占めする銀行を襲撃する大胆不敵な犯罪行為、強者から金を奪っても弱者からは一銭も奪わないといった独自の美学を貫くカリスマ性に、不況に苦しむ多くの国民は魅了され、彼をスターのごとく崇めた。そんな中、デリンジャーは一人の女性・ビリー(マリオン・コティヤール)との運命的な出会いを果たす。ビリーもまた危険な選択だと分かりながらも、彼の強引で一途な愛に次第に惹かれていく。一方で捜査当局は、デリンジャーをアメリカ初の「社会の敵ナンバーワン(Public Enemy No.1)」として指名手配する。捜査の包囲網に追われながら、永遠の愛を信じた2人は自由への逃亡を決意する・・・(cinemacafe.netより)


お待ちかねのジョニー作品ということもあり、いつもよりかなり早い時間から会場には長い行列が出来、開場まもなく満席状態になっていました。

・金持ちの金だけを奪い、弱者の金は奪わない
・仲間は決して裏切らない
・愛した女は最後まで守る

デリンジャーの3つの美学(最初のはともかく)=本物の男に求められる美学だね。

大恐慌時代の背景はよくわからないまま観ましたが、それでも当時の華やかさと影に潜む暗黒の部分を感じることが出来ました。

演じる作品によって全く別人になりきる稀有な才能を持つジョニーですから、今回も期待を裏切らない演技を魅せてくれます。
ふてぶてしいほどの傲慢さと、愛した女性に示す一途さは悪人とわかっていても眩暈がするほど魅力的です。

銀行強盗はあくまでも紳士的に、けれど一旦銃撃戦となったらギャング顔負けの非常さで警官を撃ちまくるデリンジャー一味。負けじと応戦する警官・FBI捜査官たち・・・。銃弾乱れ飛び、体中に銃痕が出来るヘビーさはギャング映画好きな男性諸氏を満足させてくれるのでは?

ビリーが捕まって拷問に近い尋問を受ける様子は憤懣やるかたない気持ちにさせられます。それでも毅然と愛する男を守ろうとする彼女の強さに喝采を!

FBIの手段を選ばない執念の捜索により、追い詰められたデリンジャーが最後に訪れたのは映画館。クラーク・ゲーブル主演のギャング映画です。いかにもデリンジャーが好みそうな作品。このあたりの設定も芸が細かいなぁ。

そして彼が最後にささやいた言葉をビリーに届けたのは・・・。
このエピソードで涙腺緩む人も多い筈です。

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クレールの刺繍

2009年11月29日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2005年9月3日公開 フランス 88分

家族と離れ一人暮らしをしながらスーパーで働く17歳のクレール(ローラ・ネマルク)は妊娠5カ月。母に相談したくても関係がぎくしゃくしていて出来ない彼女は、産婦人科医の薦めで「匿名出産」を決める。
妊娠が周囲にバレることを恐れ、スーパーに病気休暇願いを出したクレールは、刺繍職人メリキアン夫人(アリアンヌ・アスカリッド)のアトリエを訪ね、雇ってもらう。


匿名出産とはフランス独特の制度で、母親の身元を伏せたまま、産後すぐに里子に出すのだそうです。
予定外の妊娠という事態に戸惑い受け入れられずにいるクレールと、最愛の息子を喪い深い悲しみの中にいるメリアキン夫人。生を授かった者と失くした者。対照的で世代も異なる二人の間の共通点は刺繍だけです。

狭いアトリエの中で黙々と仕事を続ける二人の間には、夫人の入院とラクロワからの仕事の依頼という出来事を通して、次第に絆のようなものが生まれてきます。

作品中に出てくる刺繍はどれも独創的で素敵なものばかり。
ラクロワの注文品として登場する刺繍はルサージュ氏の協力によるのだとか。
何もない大地(布)が鮮やかな花(刺繍)で埋められていく過程は、傷ついた二人の女性の再生を表現しているのかな。

クレールの家庭環境については親とのコミュニケーションが上手くいってないことしかわからず、その原因などは明かされていませんが、物語の本質には影響がないからってことかなぁ(^^;

心の底では愛を求めているクレールと、注ぐべき対象を喪った夫人という組み合わせは、互いの喪失と願望を埋めて心の絆を作るにはとても良い巡り合わせなのでしょう。

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ワールド・オブ・ライズ

2009年11月28日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2008年12月20日公開 アメリカ

CIAの敏腕工作員ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)。中東からワシントンまで世界を駆け回っている彼の命運を握るのは、安全なアメリカから電話で指示を出す、冷徹なベテラン上司のエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)だ。彼らの目的は、地球規模の破壊を企む爆弾テロ組織リーダー、アル・サリームを捕まえることだ。時には身内にまで嘘をつきながら、熾烈な頭脳戦で情報をかき集めていく彼らは遂に大きな賭けに打って出たのだが・・・。

初めてのブルーレイ鑑賞だったけど、16型じゃ、それほどの画質の違いは感じられなかったなぁ(汗)

初っ端から、無人偵察機プレデターを使って、1万2000メートルの上空から群集の中の1人を探し出せる米の最新テクノロジーを見せ付けられて驚きます。本物ではないにせよ、忠実に再現しているらしいということが、情報戦という言葉自体にリアリティを感じ、背筋が寒くなりました。

でも、そんな最先端技術も、テロリストたちがとる原始的な連絡手段や撹乱の前には案外無力なんですねぇ(^^;

ホフマン&フェリスのCIA組が囮を使ってサイバーに偽情報を流す騙し作戦を取るのとは対照的に、ヨルダン情報局のハニ・サラーム(マーク・ストロング)はアラブ流の仁義で情に訴えます。

安全なアメリカの地で子供の世話をしながら冷酷な指示を電話で命ずるホフマンはさながらアメリカの傲慢さの象徴的キャラなのかしら。

アラブ諸国での潜入の長いフェリスが、郷に入っては郷に従えとばかりにハニに敬意と信頼を寄せていく感情の動きは自然なことだと思います。
それでも、作戦ゆえ、ハニをも欺き、嘘をつく・・因果な商売だなぁ。

と思ったら・・・あらら・・嘘は許さないと言ってたハニが一番大きな嘘を仕掛けてたんですね(^^;で、絶体絶命のフェリスを助けるのもハニ。

な~~んか、一番素敵なキャラでした、ハニさん王族出身だし動作が優雅で貴族的で礼儀正しいの。

そもそも敏腕工作員であるフェリスが今頃になって自分の仕事に嫌気が差すということ自体が説得力に欠ける気はしますが、まぁ、人間だもの現地の看護師にまじ恋もしちゃったしね

九死に一生を得たフェリス(処刑シーンはかなり残酷だった)をあっさりお役御免にしたのはホフマンのフェリスへの厚意なんだろうなぁと思ったラストでした。その意味ではハニにも好かれてるんだね、フェリスって。

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2012 ネタバレあり

2009年11月25日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2009年11月21日公開 アメリカ 

2009年・・太陽の過活動の影響で地球の核が熱せられ、数年後に世界は終わりを迎えるという驚愕の事実を察知した地質学者エイドリアン(キウェル・イジョフォー)は、大統領 主席補佐官に報告する。やがて世界各国の首脳と一握りの富裕層にのみ事実が知らされ、人類を存続させる一大プロジェクトが極秘に開始される。

2012年・・売れない作家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、子供たちとキャンプに訪れたイエローストーン国立公園で、政府の奇妙な動きを目撃。謎の男チャーリー(ウディ・ハレルソン)から世界に滅亡が迫っていることを教えられる。
初めは信じなかった彼もLAの大地震に遭い、別れた妻や子供たちと共に「船」目指して逃避行を開始するのだが・・・。


『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』のローランド・エメリッヒ監督お得意のディザスター・ムービーです。世界終末の日と予言されている2012・12・21 本当に世界が滅亡するとしたら・・というお話。

地球規模の地震・地割れ・噴火に津波とあらゆる天変地異が襲い掛かる様は圧巻ですが・・・あれ?今回は気象の変動はなかったような(^^;前回の作品で語りつくしたからもう良いのか?

いかにもアメリカ的なお話ですが、これが良いんだなぁ
(世界の指導者は米国。一般人である主人公たちが、回避不可能な事態を潜り抜け、奇跡の脱出行の果てに一家全員無事で助かる。壊滅した世界に復興と希望の徴があるラスト etc)

一応悪役も登場しますが、自分の利益だけのために動いているのではない点では好印象。

登場人物中、ロシア人が消えていく頻度が多いのが気になりますがロシア人パイロットの彼、素敵でした

専門家サイドでエイドリアンが、一般人サイドでジャクソンが物語りの軸となるのですが、他にも大勢の登場人物がいて、それぞれの関係もきちんと描かれた人間ドラマになっているのも良かったです。ウルウルするエピもふんだんにありました。

「船」に辿りついてからもまだ大きなトラブルが待ち構えている辺りは少し冗長かなという気もしますが、終わってみれば二時間半の長さを感じさせずに一気に魅せてくれた感じです。

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マルタのやさしい刺繍

2009年11月23日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2008年10月18日公開 スイス 89分

スイスのトループ村に住む80歳のマルタ(シュテファニー・グラーザー)は、最愛の夫に先立たれて生きる気力を失くしていた。そんなある日、昔得意だった裁縫仕事を依頼され、忘れかけていた若い頃の夢(手刺繍のランジェリーの店を開くこと)を思い出す。親友リージ(ハイジ=マリア・グレスナー)の手を借りて開店準備を進めるが、保守的な村人は下着の店など破廉恥だと眉をひそめる・・・。

舞台はチーズで有名なスイスのエメンタール地方の小さな村です。村中が知り合いで保守的な土地柄ゆえ、マルタは夫から昔していた仕事については隠しておくよう言われていました。下着なんてはしたないというわけです。

しかし、夫が亡くなって生きがいを失った彼女の前に、昔の夢が再び輝いて現れるのです。親友リージや、フリーダ(アンネマリー・デューリンガー)、初めは反対していたハンニ(モニカ・グプサー)も応援してくれて、マルタは念願のランジェリーショップを開店します。

一方、マルタの息子である牧師のヴァルター(ハンスペーター・ミュラー=ドロサート)はリージの娘と不倫中、ハンニの息子のフランツは年老いた両親を疎んじています。彼らの身勝手な言い分には胸がむかつくのですが、最後まで悪役だったフランツと比べ、最終的にはささやかな親孝行をしたヴァルターはまぁ、許せるかな

老いては子に従えというのは日本もスイスも基本的には変わらないのでしょうが、自分が間違っていないと信じる「母」は強いねぇ
ハンニの自動車教習や、聖書会用にと店を取り上げられたマルタの逆襲には喝采しちゃいました。

リージに起こる不幸は辛かったけれど、フリーダの恋は慎ましく好感が持てました。インターネットはこんな小さな村でも、いえ、だからこそ効果絶大なのね。 

村の家々の大きな屋根と花に溢れた小さな窓、アップルパイと楽しむティータイムにカードゲーム、町のカフェで彼女たちの一人が食べた大きなパフェ、布地屋さんの美しいレース地、そして何より伝統の模様を加えた可愛く美しい刺繍が施されたランジェリーと、豪華ではないけれど温かいぬくもりのある風景や雑貨に心が和みます。

「遅咲きの乙女」達の紡ぎだすハートフルな物語というキャッチフレーズの通り、夢への扉を開く勇気があれば、人生は何度でも輝くのですね

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レンブラントの夜警

2009年11月22日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
 

2008年1月12日公開 

1641年、共和国オランダ・アムステルダム。レンブラント(マーティン・フリーマン)は、35歳にして肖像画家として名声を極め、画商のヘンドリックを伯父に持つ妻のサスキア(エヴァ・バーシッスル)と円満な夫婦生活を送っていた。
翌年、市警団から集団肖像画を依頼され、初めは乗り気でなかった彼だが、産後の体調がすぐれないサスキアに、息子のためにもっと富を蓄えたいと言われ、いやいやながら承諾する。注文主の本質を絵に投影させるレンブラントは、市警団のメンバーの汚らわしい罪の臭いを嗅ぎつけ、絵筆で彼らの罪を“告発”するのだが・・。

この作品も苦手な舞台調の映画でした(^^;
一度目は途中で寝てしまったけれど、これはアルコールのせいということにしておこう最初からまた観直した二度目の方が、流石にすーっと頭に入ってきました。良くも悪くも舞台劇だったな

登場する市警団のメンバーのなんと汚いことでしょう。
孤児院の院長であるケンプ曹長は、子供たちに売春させ、養女にしたマリッケ&マリタ姉妹には自らが虐待を加えています。ハッセルブルグ隊長の死により新しく隊長に就任したコックは同性愛者で相手のウィレムを副隊長に任命する始末です。

そもそもハッセルブルグの死は英国のメアリー・スチュアート王女のアムステルダム来訪時の護衛に絡む利権欲しさの暗殺だったという事実が浮かび上がってくるのです。

しかし、辿り着いた真相を全て絵に込めたレンブラントを待っていたのは妻の死と、伯父の警告でした。市警団のメンバーの激しい怒りを買った彼は、陰惨な復讐を受け破滅していくのです。最初は色仕掛け(R指定故、レンブラントは何度も丸出しシーンがあるけれど、厭らしさはなかったです)

この物語が全て事実ということではなくて、美術作家でもある監督の大胆な解釈が加えられたフィクションなんですね。
それにしても、レンブラントという画家の生い立ちやどんな絵を描いたか、また当時のオランダの情勢など、美術史・世界史の知識がないと難解な作品であることも確かです

少なくとも二度はじっくり観た方がいいかも・・って私だけか

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1Q84

2009年11月22日 | 
 
村上春樹:著 新潮社:発行 
BOOK1(4月-6月) BOOK2(7月-9月)

10歳の時に出会って、離ればなれになった青豆と天吾は、この世界で自分一人で生きていく孤独に耐えながら、リアリティの感じられない日々を暮らしていた。しかし、1984年に2人とも同じ組織に対する活動にそれぞれが巻き込まれていく。そして、青豆は現実とは微妙に異なっていく不可思議な1984年を「1Q84年」と名付ける。(ウィキより)


春に巷で大評判だったこの小説を図書館で予約して半年。ようやく手元に来ました。しかも二巻同時に(^^;
これを二週間で読むのはちょっときつかった。

スポーツインストラクターであり、暗殺者である青豆と、予備校教師で小説家を志す天吾、二人の主人公の物語が交互に語られていきます。

NHKの集金人であった父に連れられ、日曜毎に集金に回るお供をさせられた天吾と、証人会の信者であった両親の下で育ち、やはり日曜毎に各家を回るお供をしていた青豆。二人の生い立ちには孤独感という共通の悲しみがあります。それぞれが早い時期に親と決別して一人だけで生きてきたという点でも似ています。

そんな二人が互いに作用して共に1Q84年という似て非なる世界に足を踏み入れてしまったというのが物語の軸であり、象徴的なのが二つの月の存在です。

更に、天吾にはレシヴァとしての資質があるために、ふかえりという美少女(パシヴァ)との浅からぬ因縁に巻き込まれて行くのですが、物語は彼女の書いた小説同様、扉を開けるところで突然終わってしまうのです。

この「空気さなぎ」という物語の内容はBOOK2の19章でようやく明らかにされます。なかなかにファンタジックでいて、妙に戦慄を覚える筋書きでもあります。これと天吾が読む「猫の町」という短編小説の持つ奇妙な類似点はどちらも異世界を示唆していることですね。

この後は読者が勝手に想像しろと突き放しているのかとも思ったけど、まだこの物語には続きがあると見た方が良いのかな?
だって副題は4-6月と7-9月。まだ半年分残ってるじゃないですか

然し、どう読んでも『エホバの証人』と『オウム真理教』のことに思えるんだけど・・。ますます宗教なんて胡散臭いと思ってしまったぞ

「説明しなくてはわからないということは、つまりどれだけ説明してもわらかないということ」と言った天吾の父のセリフがいつまでも頭に残ります。
村上作品を読むのははこれが初めてだけど、わかりやすい文体なのに中身は抽象的で難解だぁ

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理想の彼氏  少々ネタバレ

2009年11月19日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
よみうりホール 18:30開映

2009年11月27日公開予定 アメリカ 

年上で裕福で頼りがいのある「理想の彼氏」である夫と二人の子供との生活に満足していたサンディ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)だったが、夫の浮気を知り激怒して離婚。40歳にしてシングルマザーとなりNYで新しい生活を始めた。
そんな彼女が恋に落ちた相手は、ベビーシッターとして雇った24歳のフリーター・アラム(ジャスティン・バーサ)。理想とは違う相手にとまどいながらも、彼女にとって彼はどんどん大きな存在となっていくが・・・。

雨の日の試写会にしては早くから行列が出来、会場も満席で人気の作品であることを予感させます。

上映早々から笑いが起こり、それは終盤まで続きます。
何といっても少々お下品な言葉遣いの子供たちのシニカルな言動と、サンディが「婚活」する相手のユニークさ(あんな男はどんな女性でも願い下げだね)によるところが大きいかな。
アラムの両親もまた独特のユーモアの持ち主で笑えます。
女性センターでも護身クラスでのエピは抱腹絶倒です。

テンポよく進む展開がこのままラストまで続くかというと、そうじゃないところも従来のラブコメと違う点。

少量のビールで酔い、愛読書はハリポタのアラムが一念発起して世界を旅するという設定が強引な気がするのと、○年後の二人、男性はともかくヒロインの年考えると何だかなぁな気がするのがちょっと惜しいかも。(^^;
ま、それだからこそ養子が必要だったのかとも受け取れるが・・

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ゼロの焦点

2009年11月18日 | 映画(劇場鑑賞・新作、試写会)
2009年11月14日公開 

お見合いで結ばれた夫・憲一(西島秀俊)は、結婚式から七日後に仕事の引継で金沢に出かけたまま行方不明となる。夫の過去を殆ど知らない禎子(広末涼子)は、憲一の足跡をたどって金沢へ向かい、憲一のかつての得意先の社長夫人・室田佐知子(中谷美紀)、社長のコネで入社し受付嬢をしている田沼久子(木村多江)と出会う。交わる筈のなかった三人の女の運命が複雑に絡み合い、やがて新たな殺人事件が起きた。夫の失踪の真相を求める禎子を待ち受けていたのは・・・。

小説「ゼロの焦点」は松本清張の代表作。とはいえ、未読の作品だったので、新鮮な気持ちで映画を楽しむことができました。

荒れた北陸の海や冬景色が物語りに重さを加えています。
登場人物それぞれが「幸せ」を求めて足掻く様が切なく悲しいです。

犯人の殺人の動機は身勝手で刹那的な印象があり、そこに共感はしにくいのだけれど、哀しさや必死さは伝わってきました。

最も心打たれたのは純粋な久子の想いです。
真相を知って、それでも犯人を許し自ら命を絶つ前の、あの慈愛に満ちた笑顔がとても印象的でした。木村さんの幸薄いイメージが、この役を更に引き立てていました。

広末さんの新妻の初々しさも「おくりびと」より似合っていたし、中谷さんの狂気をはらんだ「悪女」ぶりも際立っていました。この人の目力凄いわ

流石に主演級の女優を集めただけはあるよなぁ。

脇役だけど、室田役の鹿賀さんも良かった
妻に対する深い愛情が示される最期が切なかったです。

過去を清算して新しい人生を歩こうとした憲一の行動は理解はできてもやはり身勝手に思えました。このような人物設定は作者の生きた時代(男社会)の感覚なんでしょう。

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ぼくの大切なともだち

2009年11月14日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2008年6月14日公開 フランス 96分

美術商のフランソワ(ダニエル・オートゥイユ)は、誕生日に集まった全員から友人と呼べる人がいないと指摘され、反論しているうちに、ビジネスパートナーのカトリーヌ(ジュリー・ガイエ)と高価な壺を賭けて「10日以内に親友を連れてくる」と宣言してしまう。早速、「友人」たちにコンタクトを取るフランソワだが、そこで誰も彼を親友だとは思っていない事を思い知りショックを受ける。そんな時、タクシー運転手ブリュノ(ダニー・ブーン)と出会い、彼の誰とでも仲良く話せる親しみやすさを目にしたフランソワは、彼に人と仲良くなるコツを学ぶ事にするが…。

仕事に成功し、不自由のない暮らしのフランソワだが、誰も彼を友人と思っていないことにこの年になって気付かされてしまう。そんなのもっと若い頃に指摘してくれたら・・と彼が思ったかどうかは知らないけれど、自分の思いと他人の思いが全く噛み合っていない不幸というか悲しさは何だかわかるような痛い気持ちになってしまいます。

人当たりの良いブリュノが、傲慢で自己中なフランソワの友人になりたいと思った理由が初めのうちはわからなかったのですが、親友と妻に裏切られた過去と、上がり性でクイズ番組に出るという夢を何度も挫折していることが明かされていって、二人に共通の孤独感を見出すに至って、腑に落ちた気がしました。

ブリュノの部屋にあった「星の王子様」のお話に出てくる
きつねと王子様の会話からとても心に沁みるセリフが効果的に使われています。

フランソワがブリュノのアドバイスでぎこちない笑顔を浮かべて必死に友を作ろうとする様子は滑稽な中に一片のペーソスがありました。

彼らが次第に打ち解けて親しくなっていくにつれて、互いの呼び方が敬称からタメ口になり、ぎこちない笑顔が屈託のない笑いに変わっていくのは観ていて嬉しくなるのですが、それだけにブリュノを騙して「親友」の証明をしようとしたフランソワには呆れるというより哀しくなりました。こんなだから友人が出来ないんだ~!!

ブリュノを傷つけたことに気付いたフランソワが贖罪の意味で彼の夢であるクイズ番組出演を裏で助けるというエピソードは、冒頭で壺を競り合った人物が伏線になっていますが、この番組が「ミリオネア」なんだなぁ~~驚いた
そりゃ、ライフラインで登場するでしょ!という予想通りに展開する物語でしたが、結末がフランス映画らしいというか・・・
簡単にハッピーエンドにしないんだねぇ。その方が味わいがあってよかったけど。

ところでこの壺自体にもギリシャで紀元前5世紀に作られた親友の死を嘆いて涙を溜めるために作らせたものといういわくをつけているのがミソです。
壺のトリックについては、「遅れ」た日数を考えても、そんなに早くは「作れない」だろ??という疑問は棚上げした方がいいのかな

二人とも中年以降の年齢設定らしいけど、ダニー・ブーンが若く見えるので、何か親子ほどの差に見えてちょっとしっくり来なかったのは気になりますが、不器用な二人の男性の友情物語としては良い線いってます。

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ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2009

2009年11月13日 | ライブ・コンサート他
2009年11月13日
国際フォーラム・ホールAにて
19:00~21:30

◇第1部(演奏時間約44分)
・ 東京ディズニーランド(R) スターライト・マジック2000
・プロミス 〜イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース
・ ディズニー アコースティック・セレクション(ソロ・クラシックギター)
・交響曲「パイレーツ・オブ・カリビアン」 (ブラッド・ケリー編曲)

途中休憩20分

◇第2部(演奏時間約60分)
『ライオン・キング』(作曲:エルトン・ジョン他/ブラッド・ケリー編曲)
♪サークル・オブ・ライフ
♪王様になるのが待ちきれない
♪準備をしておけ
♪ハクナ・マタタ
♪愛を感じて …他

【Vocalists】
◇ジェン・ザッポラ ◇アン・トルペギン ◇マルキア・スタンプリー
◇トニー・クレメンツ ◇ティム・ユーイング ◇ティモシー・ブース
◇ブライアン・ランベック ◇イアン・シンプソン
【Navigator】ささきフランチェスコ
【ソロ・クラシックギター】益田正洋
【コンサートマスター】青木高志
【指揮・編曲】ブラッド・ケリー
◇東京フィルハーモニー交響楽団“ネバーランド・オーケストラ

チケプレ応募に当選してS席2枚が送られてきました。
金曜の夜、夫と二人で『大人の音楽会』を楽しんできました

今年のテーマ『PROMISE 〜愛を感じて』
多くの奇跡により創り出された“美しい水の星・地球”の恵みが、すべての生命を育み、すべてのものがCircle of Lifeー(“いのち”の輪)で結ばれている。そのいのちの環を繋いでゆくという未来への“約束”がテーマです。

「ライオン・キング」はアニメーションを映しながらオーケストラの演奏でヴォーカリストが演技付きで歌うという構成で、わずかな字幕しかついていないけれど、内容はちゃんと伝わってきました。
ま・・ジャングル大帝世代としてはそもそもストーリーは頭に入っているんですが(^^;

表情豊かに歌い演技する歌手の方々の方にも惹きつけられ、曲の演奏の方がどうしても背景として引っ込んでしまうきらいはありますが、途中に演奏者たちも立ち上がって踊ったりする場面もあって楽しかったな

そして世界初演という「パイレーツ・オブ・カリビアン」交響曲は映画の各シーンが頭の中を駆け巡り、ジャック船長の映像が浮かんできて夢の世界再び!でした

クラシックの音楽会に出向く機会はほぼ皆無なのだけど、ディズニー音楽ということで、どの曲も聴いたことがあって、肩も凝らずとても楽しめました










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恋は足手まとい

2009年11月12日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2006年6月24日公開 フランス 80分

19世紀末のパリ。社交界の華である歌姫リュセット(エマニュエル・ベアール)は、無一文のプレイボーイ・エドワール(シャルル・ベルリング)に夢中。ところが彼は持参金目当てで男爵令嬢のヴィヴィアヌ(サラ・フォレスティエ)と婚約を決め、足手まといとなったリュセットに別れ話をするために屋敷を訪れる。訪問客が次々訪れる中で話を切り出せないまま婚約式を迎えることになったエドワールだが、招待客の中にはリュセットの姿が。自分が花婿であることをリュセットに知られまいと奔走する彼だったが…。

ジョルジュ・フェドーの戯曲の映像化だそうです。
どうりで舞台を観ている感覚になったわけだ

リュセットは自分の気持ちにストレートで大胆な女性。でもとっても美しくて愛らしいの演じるべアールの容姿とキャラは相性ぴったんこ
彼女と女にだらしない文無しの恋人エドワールを中心に、彼を憎からず想っている男爵夫人(ドミニク・ブラン)、婚約者で妙に大人で醒めてるヴィヴィアヌ、リュセットの元恋人、作詞家、彼女に夢中な成金青年(スタニラス・メラール)などなど、個性的なキャラクターが次々登場し、喜劇仕立ての恋の駆け引きが華やかに広がるのでありました。

オートクチュールのドレス・サファイアの指輪や真っ赤なバラの花束、ピストル型の扇子(宣伝に使われてる画の扇子はコレだったのね)などの小道具が素敵。エレガントな上流社会を効果的に演出していて目を楽しませてくれます。

フランス作品ならではの際どいシーンも満載だけど、嫌らしさはなく、全編を通してユーモアとウィットに富んでいます。裸体サービスは男性陣のみ。エドワールはチラ出しサービスもありでしたが・・・・あんまり見たくないぞ

どちらかというと、エドワール役の俳優さんより成金役の彼の方が美形で好みですが、フランス的にはベルリングの方が色男なんだろうね。
リュセットの執事?や青年の秘書?もなかなかのハンサム君でした。

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メルニボネの皇子 

2009年11月09日 | 
マイクル・ムアコック (著)  安田 均 (翻訳)
早川書房(発行)

かつて〈光の帝国〉と称えられ、全人類をその支配下に置いたメルニボネ帝国の力も、今や衰退の一途。白子の王エルリックは聡明にして強力な魔術師であり、廃頽的な暮らしに興じるメルニボネ人の主張と伝統が傲慢で愚かに思えていた。そうした王の態度は一部の者に反感を持たれ、従弟イイルクーンは王に公然と反抗的な態度を示していた。
南方の〈新王国〉の艦隊が帝国に侵攻してきたとの報を受け、エルリックは黄金の御座艦隊を指揮し鮮やかな戦術で敵を撃退するが、思わぬ裏切りに遭う。しかしそれは、これから始まる大規模な悲劇のほんの始まりにしか過ぎなかった……。

かなり有名で熱狂的ファンも多いヒロイック・ファンタジーだそうですが、う~~~ん・・・自分的にはイマイチ入り込めなかったかなぁ。

骨のように白い肌を持ち、乳白色の髪の毛に深紅の眼の美形王という外見はエルリックの聡明な知識人としての内面をも表しているようです。(グイン・サーガのマーロールとナリスを合わせたようなキャラだなぁ~~もちろんこちらが先なんですが)

生来の虚弱な体質ゆえに親しみ没頭した読書ですが、本で得た知識が逆に彼をメルニボネ国民の持つ気質や考え方から乖離させ、そこに苦悩や葛藤が生まれて、更に国民や従兄弟イイルクーンの不信を招いています。

王とイイルクーンの対立は「新王国」の侵攻を機に決定的なものとなり、イイルクーンの妹であるサイモリルを巻き込むこととなりますが、彼女の窮地を救うために魔術師でもある王は〈混沌の神〉アリオッチに救いを求める・・混沌の神々と法の神々との闘いの幕が開いたわけですね~~(^^;

しかしエルリックは魔物に支配される一歩手前で操り人形となることを意志の力で拒否します。魔剣ストームブリンガーを自らの支配に収め、モーンブレイドを持つイイルクーンを打ち負かして、彼を許したエルリック。ここで彼を殺してしまわなかったことでサイモリルを救うことが出来たのですから、ここまでは上出来なんだけど・・・。

無事王国に戻ったエルリックが次にすることは、当然王としての技量を見せつけての統治に着手、だよね?なのに、彼が考えたのは「新王国」を旅して世界の実情を知ること、なんだなぁ。そのために、サイモリルとの結婚も一年延ばすって。そりゃ~彼女も嘆き怒りますよ。

知識欲が身を滅ぼす典型的なパターンかも
サーガなのでまだ数巻は続くのですが、悲劇に向かうことは物語の冒頭で名言されてるし、もういいか

マイナス思考のヒーローはタイプじゃなかった

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キャラメル

2009年11月09日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2009年1月31日公開 レバノン=フランス

ベイルートの町の小さなエステサロンに集う5人の女性たちの物語。
結婚を前にフィアンセに過去を打ち明けられないイスラム教徒のニスリン28歳。不倫の恋に振り回され、結婚を期待する親に嘘をついていることに悩むオーナーのラヤール30歳。長い髪の美しい顧客に心惹かれるリマ24歳。女優志望のジャマルは、オーディションに落ち続け、年を重ねる自分を受け入れられないでいる。年老いた姉を抱え、自分の人生を諦めていたローズ65歳はある日素敵な老紳士と出会うのだが…。ニスリンの結婚式を前に、それぞれの人生が動き始める。


本国はもとより、数々の映画祭でも高い評価を受けた作品ということですが、日本では単館系公開だったため見逃してしまった映画です。

町のエステサロンの従業員と客の何気ない日常が淡々と描かれていきます。
初めはとりとめのない内容に思えてしまったけれど、登場人物のキャラがだんだん掴めてくるにつれて、彼女たちに惹かれるものを感じました。

脇役ですが、ローズの姉のリリー(ジョニーファンにはリリー&ローズってちょっとツボかも)は惚けが入ってても、可愛らしく思えてしまう。
紙を拾って集める癖があって、後に老紳士がローズへメモを渡そうとしてリリーに気付き、別の方法(窓に書く)を取るのが可笑しかった。
最後の恋だろうに、結局姉を選んだローズの心中を思うとやるせないなぁ。

イスラム教は処女性を重んじるの?ニスリンが「問題」解決のためにフランスの医者に行くのもそのためなのね

逆にリマは男性嫌いというより女性に惹かれてしまう性質らしい。彼女はイスラムじゃないのかな(^^;ベイルートという町と住民についての知識がなくて、登場人物たちの背景がよくわからないのがちょっと悔しいな。

ジャマルの行動は映画を観た時には意味がよくわからなかったのだけど、年老いていく自分を誤魔化しているのだと知ってなんだか切なかったです

そしてオーナーのラヤール(ナディーン・ラバキー本作の監督でもある)は不倫の恋に苦しんでいて、自分でも諦めなくてはと思いながらも引きずってしまう気持ちを持て余しています。けれど、彼女の前に現れた警官がきっとラヤールを幸せに導いてくれる予感。

タイトルの“キャラメル”はレバノンの脱毛アイテム。
砂糖と水を煮詰めて作られたキャラメルが脱毛剤だなんて、まさに所変われば品変わる、だね

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マレット・ピット インストアライブ

2009年11月08日 | ライブ・コンサート他
2009年11月8日 13:00~、15:00~
錦町ヨーカドー店正面入り口特設会場

穏やかな秋晴れの中、まれぴのインストアライブに行きました。

まれぴ=MALLET×PIT
ヴィヴラフォン(兄:宅間善之)とマリンバ(弟:政彰)の兄弟デュオ

一時間以上前に会場に行ったら、テープルの隅の方で弟君がマレットの糸巻きをしてました。本人の了承を得て、糸を替える様子をじーっと見つめちゃいました。だって、初めて見るんだもの
手馴れた所作で毛糸を巻きつけ針に通して縫っていくその一連の動作は美しいといってもいいほどの職人技でした
ご本人は傍で凝視する視線を感じてさぞかし窮屈だったことでしょうm(_ _)m

糸巻き終了を待っていた?お兄ちゃんと共に軽くリハして一旦退場の二人。

そして定刻13:00一回目がスタート。

メニューは二回とも同じ曲目でした。

・Route357
軽く挨拶入れて
・キャンディー
・真夏のヴィーナス
ここで、アルバム・コンサートの告知
(15:00の回では「○○万円」のオヤジギャグ付き
・ABMIRAM (曲名を後ろから読んでみて
・CANON
そしてお別れの挨拶
・情熱大陸

全てデビューアルバム「MALLET×PIT 」からで、つい最近出た「風のとおり道」(ジブリコレクション)からは一曲もなし。
何か大人の事情があるのでしょうけど、日曜昼下がりのスーパーの広場なんだから、ジブリだったら絶対大勢のお客さんの足を止めることが出来たと思う・・・。
(けど、このお店自体、混雑とは遠いおだやか~~な人出でしたが

ともかくも、汗を胸元に光らせて演奏する弟君と、やや涼しげに余裕のプレイのお兄ちゃん(でも二回目はけっこう息があがってきてたかな)の容姿も含めて堪能させて頂きました

吹き抜けの高い天井で音がのびやかに通って気持ちのよい空間でしたよ

ライブ終了後は各回DVD購入者対象にサイン会もありました。
もちろん、この日まで購入を待ってた「風のとおり道」の盤にサイン頂きました。

そして楽器を畳んで撤収までの作業(あっという間に大きなマリンバもヴィヴラフォンも小さなパーツに外されてケースに詰められていきました。これも初見)をひそかに二階から見守らせていただき、車が出たところでこちらも撤収~~

まだまだ 『CD発売記念〜実りの秋×マレピの秋=first live tour』は続くのですが、都内は先月終わって当分無いんだよね~
でも23日に丸の内オアゾでイベントがあると告知してました。
(詳細は現時点ではまだ不明です)

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