2012年4月13日公開 アメリカ 133分
1881年NY。大富豪ジョン・カーター(テイラー・キッチュ)からの電報で駆け付けた甥のエドガー・ライス・バローズ(ダリル・サバラ)は、弁護士からジョンの全ての財産と共に一冊の日記を渡される。そこに記されていたのは、想像を越えた体験談だった。
愛する妻と娘を亡くし、生きる意味を見失っていたジョン・カーターは、不思議な現象によって惑星バルスームに迷い込む。地球を凌駕する高度な文明を持ったこの星は、全宇宙を支配しつつあるマタイ・シャン(マーク・ストロング)によって滅亡の危機に瀕していた。ヘリウム国王女デジャー・ソリス(リン・コリンズ)や彼女に忠誠を尽くすカントス・カン(ジェームズ・ピュアフォイ)、サーク族のタルス・タルカス(ウィレム・デフォー)など、バルスームの民たちと心を通わせてゆくジョンだったが、その一方でソダンガ国の皇帝サブ・サン(ドミニク・ウェスト)はマタイ・シャンに操られ、ヘリウム王国を滅ぼそうとしていた。かつて妻子を救うことが出来なかった無力感が、彼らと共に戦うことを躊躇わせていたジョンだが、マタイ・シャンの無慈悲な攻撃にさらされるバルスームの惨状が、彼の中に新たな感情を芽生えさせる。それは、愛する者を二度と失いたくないという強い思い。果たしてジョン・カーターと惑星バルスームの運命は?そして、カーターの日記を受け取ったエドガー自身も、この壮大な冒険の重要なカギを握っていた……。
エドガー・ライス・バローズのSF小説『火星のプリンセス』の映画化です。
原作は『アバター』や『スター・ウォーズ』誕生にも大きな影響を与えたとか。
100年以上も前に書かれた話なのに十分にわくわくさせてくれる要素を持った作品で、現代のCG技術でようやく視覚化が実現したといえるかな
高度な科学を誇る割に古代的なコスチュームや支配体制なのが面白いです。
ジョンは地球でも強靭な意志と肉体を誇っていましたが、バルスームは地球より重力が軽いため、桁違いのジャンプ力と超人的パワーを発揮します。
ジョンを最初に見つけ彼を生かしておくことにしたタルカス将軍との間には親子にも似た友情関係が築かれていくの。その娘であるソラも冒険に一役買います。サーク族は卵から孵化する種族で卵を一か所に集めて集団で孵化させるため親子関係が希薄なようですが、ソラはタルカスの妻が手元に置いて孵化させたという事情があって彼らの間には他のサーク族とは異なる親愛の情があるようでした。
マタイ・シャンは星の一生を支配する神のような存在?(彼の言では不死だそうですが、割とあっさり死んじゃうんだけどな)彼らのシナリオ通りに物事を進めるため、操り易い人間を選びます。つまり意思の弱い人間かな
デジャーやジョンはその点とても操りにくい、というか操れないキャラですね
初めは互いに信用せずぶつかり合っていた二人ですが、共に冒険をするうちに親愛の情が芽生えて行きます。ストレートにその気持ちをぶつける王女に対して、過去のあるジョンは引いています。けれど窮地に陥った時、彼自身も自分の想いに気付くのね
恋あり冒険ありのバルスームでの物語はまさにSFファンタジーの草分け的内容。
サブ・サンを倒しめでたく王女と結ばれたジョンですが、またまたマタイ・シャンの策略で地球でに飛ばされてしまうの。しかも鍵を持たないままでね。
というわけでお話は冒頭の甥に戻り、彼は叔父であるジョンの死(体)を確かめようと墓所に行くのですが、そこへマタイ・シャンが現れ・・
あ~~冒頭の謎の人物は「彼」だったのか
とようやく納得。
そしてジョンの仕掛けたからくりもね
しかし、あれから10年は経ってるわけで・・・地球とバルスームとの時間差ってないのかしらん?
と気になりました。まぁ愛しい人と再会できるのだから時間は関係ないかしら
1881年NY。大富豪ジョン・カーター(テイラー・キッチュ)からの電報で駆け付けた甥のエドガー・ライス・バローズ(ダリル・サバラ)は、弁護士からジョンの全ての財産と共に一冊の日記を渡される。そこに記されていたのは、想像を越えた体験談だった。
愛する妻と娘を亡くし、生きる意味を見失っていたジョン・カーターは、不思議な現象によって惑星バルスームに迷い込む。地球を凌駕する高度な文明を持ったこの星は、全宇宙を支配しつつあるマタイ・シャン(マーク・ストロング)によって滅亡の危機に瀕していた。ヘリウム国王女デジャー・ソリス(リン・コリンズ)や彼女に忠誠を尽くすカントス・カン(ジェームズ・ピュアフォイ)、サーク族のタルス・タルカス(ウィレム・デフォー)など、バルスームの民たちと心を通わせてゆくジョンだったが、その一方でソダンガ国の皇帝サブ・サン(ドミニク・ウェスト)はマタイ・シャンに操られ、ヘリウム王国を滅ぼそうとしていた。かつて妻子を救うことが出来なかった無力感が、彼らと共に戦うことを躊躇わせていたジョンだが、マタイ・シャンの無慈悲な攻撃にさらされるバルスームの惨状が、彼の中に新たな感情を芽生えさせる。それは、愛する者を二度と失いたくないという強い思い。果たしてジョン・カーターと惑星バルスームの運命は?そして、カーターの日記を受け取ったエドガー自身も、この壮大な冒険の重要なカギを握っていた……。
エドガー・ライス・バローズのSF小説『火星のプリンセス』の映画化です。
原作は『アバター』や『スター・ウォーズ』誕生にも大きな影響を与えたとか。
100年以上も前に書かれた話なのに十分にわくわくさせてくれる要素を持った作品で、現代のCG技術でようやく視覚化が実現したといえるかな

高度な科学を誇る割に古代的なコスチュームや支配体制なのが面白いです。
ジョンは地球でも強靭な意志と肉体を誇っていましたが、バルスームは地球より重力が軽いため、桁違いのジャンプ力と超人的パワーを発揮します。
ジョンを最初に見つけ彼を生かしておくことにしたタルカス将軍との間には親子にも似た友情関係が築かれていくの。その娘であるソラも冒険に一役買います。サーク族は卵から孵化する種族で卵を一か所に集めて集団で孵化させるため親子関係が希薄なようですが、ソラはタルカスの妻が手元に置いて孵化させたという事情があって彼らの間には他のサーク族とは異なる親愛の情があるようでした。
マタイ・シャンは星の一生を支配する神のような存在?(彼の言では不死だそうですが、割とあっさり死んじゃうんだけどな)彼らのシナリオ通りに物事を進めるため、操り易い人間を選びます。つまり意思の弱い人間かな

デジャーやジョンはその点とても操りにくい、というか操れないキャラですね

初めは互いに信用せずぶつかり合っていた二人ですが、共に冒険をするうちに親愛の情が芽生えて行きます。ストレートにその気持ちをぶつける王女に対して、過去のあるジョンは引いています。けれど窮地に陥った時、彼自身も自分の想いに気付くのね

恋あり冒険ありのバルスームでの物語はまさにSFファンタジーの草分け的内容。
サブ・サンを倒しめでたく王女と結ばれたジョンですが、またまたマタイ・シャンの策略で地球でに飛ばされてしまうの。しかも鍵を持たないままでね。
というわけでお話は冒頭の甥に戻り、彼は叔父であるジョンの死(体)を確かめようと墓所に行くのですが、そこへマタイ・シャンが現れ・・
あ~~冒頭の謎の人物は「彼」だったのか

そしてジョンの仕掛けたからくりもね

しかし、あれから10年は経ってるわけで・・・地球とバルスームとの時間差ってないのかしらん?

