２０２２年３月１８日公開 １１８分 Ｇ
1999年7月に世界が滅亡するというノストラダムスの大予言を信じ、乱世の救世主となるべく、人里離れた地で、殺人拳・無戒殺風拳（むかいさっぷうけん）の修行に人生を捧げてきた男・勝平（伊藤英明）。だが、世界が滅亡する気配など一向に感じられないまま、師範（古田新太）から突如「解散」を命じられた終末の戦士たちは、それぞれ東京の地へと流れ着く。右も左もわからぬ大都会で、気弱な大学生・啓太（西畑大吾）を助けたことをきっかけに、天真爛漫な女子大生・山瀬ハル（上白石萌歌）と出会い、人生で初めて“恋”を知る勝平。そんな勝平の前に、かつてともに修行に明けくれた、守（大貫勇輔）・正義（山本耕史）・英雄（小澤征悦）ら最強の漢（オトコ）たちも現れて…。（公式ＨＰより）
「トロイト・メタル・シティ」の漫画家・若杉公徳によるギャグ漫画「KAPPEI」の実写映画化。脚本を「翔んで埼玉」の徳永友一が担当し、監督は平野隆。
師範（はっきり言ってエロ親父以外の何者でもない）から突然解散を命じられた「終末の戦士」たち。勝平は啓太を助けた縁で彼の部屋に住みつきます。
啓太の友人・山瀬ハルに一目惚れした勝平は初めての胸の高鳴りに動揺します。そんな彼の前にかつての修行仲間の守、正義、英雄らたちが現れてんやわんやの騒動が繰り広げられていきます。
目的を見失った戦士たち。守はダンス、正義は中坊の総長にそれを見出し、英雄は勝平の恋敵に。一人ずつ現れては勝平と意気投合し、啓太の部屋に住みつく彼ら。英雄はお洒落なレストランの食事やフラッシュモブ（守も加わってました）でハルに告白しますがあっさり振られ、正義や啓太に背中をどつかれながら告白した勝平も同様の結果に。
これで終わりかと思いきや、隕石落下により「終末」が訪れ、バイクの背にハルを乗せて颯爽と悪を倒す勝平の姿が！
そういえば、ハルはヒーロー映画好きで自分もなりたがっていたっけ・・と思い出したところで 幕を閉じたのでした。
４０過ぎのおっさんたちが奇抜な（ダサい）衣装に身を包み、大真面目に熱演を繰り広げるのは逆にシュールです。戦士という鍛えた身体の割に腹回りがふっくらしていたのは演出かしら？😁
何も考えず笑って楽しむべき作品ですが・・・これ劇場鑑賞しなくて正解だったわ。
