フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 



6月1日 晴れ

今日は朝から天気が良く、富士山が良く見えた。
確か先週訪れた時は、富士山の雪もまだかなり残っていたが、ここ数日の夏のような陽気で、ようやく初夏らしい富士の姿になった。
そう言えば忍野もこのところ急に緑が増えた印象だ。ブッシュにフライを引っ掛ける事が多くなって来ると、いよいよテレストリアルが活躍する季節である。

早速、川を覗いてみると、先週のような濁りは無く、とても澄み切っている。
ピーカンで澄み切った流れという事は、今日はかなり渋い日になりそうだ。当然ライズは少なく、魚が川底にサスペンドしていたため、サイトニンフィングを開始するが、やはり反応は鈍い。護岸カーブで小さなヤマメをキャッチし、S字をチェックしてから一旦下流へ戻る。
鐘ケ淵堰堤下の流れ出しで小さなライズを発見。
早速ウェットをライズのあったところへ送り込んでやると、グーンとティップが曲がった。
ロッドを立てるとゴクンゴクンという重たい感触。ネットに納まったのは38センチの放流マスだった。しかし型は良くても、ヒレの丸い放流魚では仕方が無い、ヒレピンを求めてさらに下流へ移動する。
先週良型のブラウンをバラしたポイントへ行くと、同じ魚がうろうろしていたが、殆ど反応が無く、そのまま金田一へ移動。しかし今日の金田一はなかなか反応が良く、ここで綺麗なレインボーを3尾とブルック30センチを追加する。

その後富士急でサイトニンフィングをしていると、35センチ程のヒレピンレインボーがヒット。何度もジャンプを繰り返し、素晴らしいファイトだった。その後2尾を追加して、今度は川底近くまで沈めてみると、突然黒っぽい大きなレインボーが現れフライをくわえた。すかさず合わせをくれてやると、物凄いスピードで魚が走り出し、リールが逆転。この時、藻の中に突っ込まれなかったのはラッキーだったが、まだまだ余力を残しているのは間違い無かった。魚体はアメリカのスプリングクリークに生息しているような黒っぽい色をしていて、鮮やかなレッドバンドが印象的である。もうすぐ手が届きそうな距離まで寄って来ていたが、予想していた通り、またもや猛然と走り出し、次の瞬間、急にロッドが軽くなった。ラインブレイクでは無く、フライが外れたのだ。恐らく45センチはあったと思うが、取れる自信があっただけに、かなり悔しかった。
戻りがてら、温泉下で37センチ程の放流マス、橋の下で小さなヤマメをキャッチして、午前の釣りは終了する。

午後、鐘ケ淵堰堤で40センチジャストの太った雌のレインボー(写真)がヒット。しかし後が続かず。結局夕方のユスリカで苦戦して、2時間やって釣れたのはたったの3尾のみ。この日もヒゲナガのハッチは少なく、あまり期待はしていなかったが、今回は3尾キャッチ出来た。

この日の釣果は、ニジマス14尾、ヤマメ2尾、ブルック1尾。
前回同様、今回もバラしが多かった。

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