らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

関東の名山・筑波山

2016年09月29日 | 山登り

9月に入り、週末毎に台風が襲来する日本列島。
なかなか山に行けず、我慢の限界!?
天気に翻弄されず、行きたいときに行くべし!
そう思い、前々から気になっていた茨城県の筑波山へ行先を定める。
標高はわずか877mにも関わらず、百名山であるこの山の魅力とは何だろう!?
期待いっぱいで、出発する。


筑波山へのアクセスは、とても良い。
秋葉原からつくばエクスプレスに乗車、わずか45分でつくば駅だ。
ここから登山口まで直通バスがあり、スムーズに移動完了。
今回我々がスタートするのは、つつじヶ丘。
天候が良ければ、筑波山神社から歩き始めたいところだが、生憎の小雨模様。
まずは、筑波山最高峰の女体山を目指す。


すれ違う登山者もほとんどなく、静かな山登り。
見たことのない可愛い野鳥が、道案内をしてくれる。
霧で展望こそないものの、至近距離での様々な自然を楽しめる。


このコース一番のお楽しみポイントは奇岩巡り。
弁慶茶屋跡を過ぎると弁慶七戻りから始まり次々と現れて、驚きと楽しさであっという間だ。


こちらは胎内くぐり。
こんなに大きな岩が、微妙なバランスでほかの岩と支えあって
この形をとどめている。あぁ、なんとも不思議だなと感心する。
これらすべてが、自然に創られたものだと思うとその力の強さに驚く。


気が付けば、あっという間に筑波山の最高峰・女体山に到着。
小雨が降る中での登頂で、残念ながら展望は望めなかった。
それでも山頂に登ることができてうれしい。
記念撮影をして、御幸ケ原に向かう途中で昼食休憩。
ちょうど食べ終えた頃から雨は本降りになる。
急いで撤収して、先を行く。


雨が降りしきる中、せっかくなので男体山にも登ってみた。
きっと晴れていたら、関東平野が一望出来たのであろう。
また、次の機会に期待したいと思いつつ、下山する。
時間も遅くなってまい、雨もかなり降っていたためケーブルカーを利用する。
わずか8分で、宮脇駅に到着。
筑波山神社の境内を通り抜けて、バス停に向かい帰路につく。

今回初めて登った茨城県・筑波山。
877mという標高でコンパクトながらも奥深い山であるなぁと実感。
1度登っただけでは、この山の魅力すべては把握しきれなさそうだ。
ぜひ次回、晴れた筑波山にもう一度登ってみよう!




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