ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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コフキヒメイトトンボ4態

2021-07-02 16:00:00 | 昆虫

四国で撮ったコフキヒメイトトンボです。







コフキヒメイトトンボ雄
体長2.5cmほどの小さなイトトンボで同属のヒメイトトンボとともに日本最小クラスのトンボと言われています。
(日本最小のトンボとしてはハッチョウトンボが有名ですが同じぐらいの大きさになります)
成熟した雄は胸部を中心に粉を吹くので「コフキ」と名が付いていいます。
若い雄は粉を吹かず尾部先端の紅色が鮮やかです。










コフキヒメイトトンボ雌
若い雌は全身が深紅になり目を見張るような美しさです。
成熟雌は尾部背面に黒条が入り緑色になります。
かなり地味になるのが残念なところですね。

コフキヒメイトトンボは四国・九州・南西諸島に分布する南方系のイトトンボで、
海外では台湾・中国南部から東南アジアにかけて広く見られます。
徳之島以南に分布するヒメイトトンボとは近縁種で、
雄は尾部付属器の下側が長ければコフキヒメイトトンボで短ければヒメイトトンボ、
雌は前胸に黒斑・後縁中央部に突起があればコフキヒメイトトンボでなければヒメイトトンボです。




おまけショット


サラサヤンマ
曇りで光がなかったので大した写真にはなりませんでしたが、
行ったり来たりを繰り返していて愛想はよかったです。







ハラビロトンボ
普通種ですがたくさんいていろいろ撮れました。




ムラサキシジミ
この春に発生した感じの割と綺麗な個体でした。





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