欧州宇宙機関のガイア衛星からのデータに基づくイメージにおいて、我々の銀河ミルキーウェイとその近隣のマゼラン雲のこのアウトラインは、衛星のフィールドの視界のそれぞれの秒で検出された星達の総数を示している。明るい領域は星の高い集中を示し、暗い領域は少ない星が観測された空の一部と一致している。大部分の銀河の星達が住むミルキーウェイの平面は、水平に走る特に中央の、このイメージで最も明るい部分である。銀河平面として知られる星達の広い帯を横断する暗い領域は、視線に沿って星明りを吸収する、ガスとダストの密度の濃い星間の雲と一致している。この銀河平面は、直径約10万光年高さ約千光年の平らな構造の、銀河のディスクの空での投影である。平面の向こうには僅かなオブジェクトだけが見え、最も注目すべきはイメージの右下に際立つ大・小マゼラン雲である。また、いくつかの球状星団が、ミルキーウェイ銀河の平面の周りに撒かれている。このイメージは欧州宇宙機関のヨーロッパ宇宙オペレーションセンタで準備された。
<出典>: 「GAIA;欧州宇宙機関」
<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から
<お知らせ>: 冥王星探査宇宙船ニューホライズンズが7月14日の最接近に向かっています。 今回の接近は “通過するだけの歴史的な一発勝負” です。 また遠隔制御はなく全て組み込まれたプログラムによる自律制御です。通過まで状況を追跡しています。記事や写真は こちら から。右のイメージは宇宙船が見た最新の冥王星。