数週間、大きな暗い太陽黒点とその活動領域が絶えず変化して続くかもしれない。活動領域 AR 2339 が太陽の縁を周ってきたとき、また、続く12日間NASAの太陽のダイナミック天文台によって追跡された数週間、このような変化が特に明らかだった。このコマ落ちビデオの中で、いくつかの太陽黒点が浮いては分かれ、また融合しているのが見られる。暗い中央の本影領域は内側にシフトし、周囲のより明るい半影部分は幽かに光って波打っている。周辺の太陽は黄色の絨毯の微粒が時間のスケールで明滅しているように見える。一般に、太陽黒点は、ローカルな磁場が太陽の表面から突出して熱作用を妨げるので比較的冷たい領域である。前週、更に活動的な領域 AR 2371 が太陽を横断し、地球上に印象的なオーロラを残す強力なフレアを放った。
<注>:これは6月29日の記事、テーマは動画です。イメージをクリックして Youtube から。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<お知らせ>: 明日7月3日国際宇宙ステーションプログレス60号宇宙船が、日本時間午後1時55分に、カザフスタンのバイコヌールコスモドロームから打上げられます。この打上は、前回のプログレス、最近の「スペースX」7号の連続した打上失敗に続くもので、7月末の油井亀美也達の打上の試金石になってもいます。また、比較的近い過去にプログレスと他の商用貨物船の打上失敗もあり、このところ国際宇宙ステーション補給船の打上げは安定していません。中継放送時刻等は こちら から「トップニュース」を追ってください。