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7月16日:冥王星のカロンの側の最後の観察

2015年07月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

冥王星の表面は奇妙である。7月14日、ロボットニューホライズンズがその最接近に向かって冥王星とその月に向かって飛ぶとき、既に戻されたイメージは一層興味深い冥王星の表面を示す。7月11日にとられたこのイメージは、冥王星の常に冥王星の最大の月カロンと向き合う側を示している。冥王星の赤道を回る下部近くの黒いベルトは特に注目に値する。この黒いベルトの領域が山か平地か、なぜ境界がハッキリしているのか、また、なぜ明るい領域がほぼ均一な間隔を空けているのかは現在明らかではない。ニューホライズンズは冥王星の別の側を飛んで過ぎるので、これは、人類が長い間見てきたこの遠い光景に関する最高のイメージになるだろう。ロボット宇宙船が期待通りに運行できるならば、最接近の近くでとられる冥王星の他の側のイメージは約300倍詳しいだろう。

<参考>: これはニューホライズンズが冥王星に最接近する一日前、7月13日のカロンに面した地表の最終イメージです。この地表面としては最終となりますので、今後研究対象の一つとなる重要なイメージです。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック

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