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7月11日:ステーション月を通過;冥王星探査宇宙船情報

2015年07月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この月のイメージは、国際宇宙ステーションが時速 28,800 キロメートルで通過した時に、アマチュアカメラマン Dylan O’Donnell によってとられた。この高速の無重力の研究所は通過する間の僅か約3分の一秒の間見えた。 Dylan はオーストラリアの最東端ニューサウスウェールズのバイロン湾でこの瞬間を捕えた。このイメージは、現地時間2015年6月30日 19:54 に、宇宙ステーションが太平洋上400キロメートルにあったときに撮られた。旧来のカメラが 2300 mm/f10 望遠鏡に置かれ、彼はステーションの短い通過の間できる限り多くの写真をとり最高を期待した。ステーション通過の前後の月の五つのイメージが撮られ処理が加えられた。最終的に月の多彩な表面の地質を表現するために色が強められた。これは Dylan が発表したステーション初めての写真であり、彼は「国際宇宙ステーションは素晴らしいターゲットの一つであり、私は長い間捕えることを期待してきた」とコメントした。

<参考>:これまで国際宇宙ステーションの太陽面の通過は何回も報告されてきましたが、月面通過は瞬間なので撮影のタイミングが難しく、撮影の成功は初めてではないかと思われます。

<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

<お知らせ>: 冥王星探査宇宙船ニューホライズンズが7月14日の最接近に向かっています。 今回の接近は “通過するだけの歴史的な一発勝負” です。 また遠隔制御はなく全て組み込まれたプログラムによる自律制御です。通過まで状況を追跡しています。記事や写真は こちら から。右のイメージは宇宙船が見た最新の冥王星。

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