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7月20日:冥王星システムの衛星カロン

2015年07月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

氷の世界カロンは差渡し 1,200 キロメートルである。それは惑星地球の僅か約10分の一の大きさであるが、冥王星最大の月であり冥王星自体の直径の2分の一である。ニューホライズンズからのこのイメージではカロンが先例のない詳細で見られる。このイメージは、7月13日遅くの宇宙船の冥王星システムへの最接近飛行の間に、 500,000 キロメートル未満の距離からとられた。参考として地球と月の距離は 400,000 キロメートル未満である。驚くほど若く変化に富んんでいると言われるカロンの地形には、右上端でカーブしている深さ7~9キロメートルの谷を含む中央下に伸びる崖とトラフの 1,000 キロメートルの帯があり、更には非公式にモルドール(Mordor)と呼ばれる謎の暗い北極領域がある。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<デスクトップ壁紙>: こちら(1600x900) から

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