新しい暦年が始まるとき、ダストとガスのこのネットワークは星の誕生がまだ始まっていない空の一部を示している。この領域は490光年離れた北極星にある。これは2011年にヨーロッパ宇宙機関のハーシェル宇宙天文台によって撮られ、カラー合成写真によってここに示されている。ここでは数十のもつれ合った星間のフィラメントが示されている。そのようなフィラメントが宇宙を通して何十光年にも伸び、多くの場合最も密度の濃い部分に発見される新生の星達の星の形成の始まりに先行している。フィラメントの中に埋め込まれているのはいくつかの密度の濃い素材の片であるが今は将来の星達の種であるようには見えない。このフィラメントは今は星の形成をサポートするのに十分な規模ではない。この領域は、ハーシェルによって、 250、 350、 500 ミクロンの赤外線波長で撮られた。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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<お知らせ>: 今夜1月6日夜、国際宇宙ステーションでは、日本の「こうのとり」が届けた新しいリチウムイオン電池をインストールする船外活動が行われます。電池は既に年始の地上からのロボット操作で、所定の位置に届けられています。作業予定は6時間半、ただし目的とする作業の完成度によって変わります。また、第二回は13日金曜日に予定されています。詳細は 「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」 から、中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。