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1月25日:古代の火星の水の証拠

2017年01月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

「オールド・ソーカー(Old Soaker:古い湿潤の意)」と呼ばれるこの火星の岩の板の亀裂の網目は、30億年以上前の泥の層の乾燥からできたのかもしれない。この視界は左から右に幅約 1.2 メートル、NASAのキュリオシティローバーのアームの火星ハンドレンズ(虫眼鏡)カメラでとられた三つのイメージの結合である。これらの泥の亀裂は古代のこのエリアの湖の湿った期間を乾燥が中断した証拠である。キュリオシティは、より古い下に横たわる岩の層と、またこの「オールド・ソーカー」である若い泥岩に古代の湖の証拠を発見した。カメラは2016年12月31日にこの構成要素イメージがとられたとき、地表上約90センチメートルに置かれた。

<出典>: 「火星探査ローバーキュリオシティ(Curiosity)」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: この記事は最近発表された「火星の古代の水の存在の証拠」として新しく取り上げられたものです。微生物を含む地球の生物にとっては「水」の存在は必須条件です。このため、火星に地球のような生物が存在したか、また現在も存在するかの調査のベースとして「水」の調査が重視されています。この記事の詳細およびこれまでの火星探査の水に関する概略をまとめましたので参考にしてください。「ホームページ」の 「火星探査写真集」 から。

 

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