2月4日に月の前を通過する国際宇宙ステーションのこのイメージは、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケが誕生したフランスのルーアン(Rouen)の町からとられた。トーマスは、今、プロキシマミッションの一部として科学実験を行ない、ステーションで6ヵ月を過ごしている。天体写真家 Thierry Legault は、その時、トーマスとルーアンとの結びつきを知らなかった。彼は、最初にルーアンからステーションの通過を追ったが、曇りのためにこの連続を捕えることができなかった。2日後に、繰り返される曇りにもかかわらず、ルーアンでトランジット・ラインが通過し Thierry は成功した。彼は、昼光の下、この 0.4 秒のトランジットを撮った。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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<ひとこと>: トランジットのビデオは https://www.youtube.com/watch?v=kTGYdfMcl1M から。 Thierry Legault のホームページは http://www.astrophoto.fr/ から。
<お知らせ> 国際宇宙ステーションに向かうスペースX社のドラゴン貨物船の打上は、一日延期され19日日曜日11時以降になりました。中継放送は午後10時45分からです。「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。