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7月3日: M106 に向かう視界/お知らせ

2019年07月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大きく、明るい、美しい螺旋、メシェ106が、この宇宙の眺望を支配している。北斗七星の柄の近くの、視界の幅約2度の望遠鏡のフィールドが星座りょうけん座の方向に見える。 NGC 4258 としても知られる M106 は、差渡し約 80,000 光年、 2,350 万光年の距離にあり、りょうけん2(Canes II)銀河グループで最大のメンバーである。遠い銀河としての、この M106 までの距離は、この銀河の顕著な メーザー(maser) またはマイクロウェーブ・レーザーの放射を追うことによって直接測定することができるので、一部でよく知られている。非常に珍しいが自然に生じるこのメーザー放射は、その活動銀河核を周っている分子の雲の、水の分子によってつくり出される。この光景の他の際立った渦巻銀河は、ほぼエッジ・オンで見られる、下の NGC 4217 と、右側の M106 である。 NGC 4217 までの距離はあまり知られておらず、約 6,000 万光年にあると推測されている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

 

<お知らせ>: <速報> NASAは、火曜日に、オリオン宇宙船の打上中止システムが、打上の間の非常事態の際に宇宙飛行士達を安全な場所へ引き戻すことができることを成功裏に実証した。このテストは、火星への宇宙飛行士ミッションに至るであろう、月へのアルテミス・ミッションのための、NASAの準備の重要な里程標である。

 

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