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7月10日: ロボット・ドラゴンフライ、タイタンを飛ぶために選ばれる/お知らせ

2019年07月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAは、最近、土星のこの異国の月を更に探査するために、ヘリコプターに似たドローンを配備する計画を持つタイタンへのミッション、ドラゴンフライ(Dragonfly:トンボ)に緑を点火した。土星の月タイタンは、太陽系で最も大きな月の一つであり、厚い大気と変化する炭化水素の湖を持つ唯一の月である。開発、構築、テスト、打上の後、ドラゴンフライは、今、2034年にタイタンに着く予定である。このアニメーションビデオはタイタンに到着したドラゴンフライを想像し、その空からの探査、地球に戻す無線リンクを確立するための着陸に初まり、他のタイタン飛行に続いている。ドラゴンフライは、タイタンの気象、化学、光景の変化の外、若い地球で最初の生命がどのように発達したかの人間の理解に役立つだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリックしてアニメーションビデオをご覧ください。

<ひとこと>: 土星の衛星タイタンはメタン(少量のエタン)から構成される大気、地上の川、湖などを持っています。地球上の全ての水分をメタンに置き替えて考えてみるとおおよそ想像することができます。なお、タイタンは非常に低温です。

 

<お知らせ>: 明日7月11日「はやぶさ2」の最終のサンプル収集(着陸)が予定されています。中継放送は14時開始、ホームページの「国内機関による中継とビデオ」から。

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