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7月26日: ハッブルからのカリーナ星雲のパノラマ

2019年07月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

天文学者達は、夜空で最も大きな星形成領域の一つ、カリーナ星雲の中央の48フレームの高解像度の制御された色のパノラマをつくった。2007年にとられたこのイメージは、それまでにとられたカリーナ星雲の最も詳細なイメージであった。 NGC 3372 としてカタログ化されたカリーナ星雲は、熱いガスの流れ、冷たいガスのプール、暗いグロビュール(滴状の雲)の節、密度の濃いダストの星間物質の柱のホームである。中央左側に見える鍵穴星雲(Keyhole Nebula)は、いくつかの知られている最も大きな星達を収容している。これらの大きく激しい星達は、恐らく暗いグロビュールを形づくり、星の風を流し出すエネルギーに満ちた光で絶えず星雲を再構築し、最終的には超新星爆発でそれらの寿命を終える。肉眼にも見えるカリーナ星雲全体は450光年を超えて広がり、りゅうこつ座の方向約 8,500 光年に横たわっている。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 出典:「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」をクリックして表示されたイメージにカーソルを当てると、説明文字が表示されます。

<お知らせ>: 今日7月26日、スペースXの国際宇宙ステーション補給船がステーションに到着し、並走、捕捉、設置されます。中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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