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7月20日: 月の調査軌道船カメラ、月着陸船からの視界をシミュレートする/お知らせ

2019年07月20日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

歴史的なアポロ11号の着陸の唯一の視覚の記録は、バズ・オルドリンの窓(月着陸船イーグルの右側)の、毎秒6コマ16ミリのコマ落しのムービー・カメラからである。着陸船の窓の小ささとカメラが設置された角度の故に、ミッション指揮官ニール・アームストロングが見た飛行と着地の時の着陸船は記録されなかった。最近の月調査軌道船カメラ(LROC)チームが、着陸軌道(緯度、経度、方向、速度、高度)の最後の3分間を再構築した。この軌道情報、高解像度 LROC 狭角カメライメージと地形から、彼らは、着陸船を月の地表へ導いたアームストロングが最後の数分に見たものをシミュレートした。ビデオの最初に、手動(注:着陸船のコンピュータアラームによって)で水平に飛行し、安全な着陸場所を捜して、直径190メートルの西クレータの岩の北東の斜面を見ただろう。その時、彼は、着陸船を飛行させるのに多忙であり、ミッション・コントロールと協議できず、彼だけが危険を知っていた。

<出典>: 「アポロ11(Apollo 11)」

<シミュレーション動画>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 実際にアポロが撮ったイメージは現在では解像度に劣るので、最近の探査船 LRO からのイメージ編集を取り上げてみました。イメージをクリックして Youtube からご覧ください。なお、日本時間では着地は7月21日です。

<お知らせ>: 日本時間今夜7月21日午前1時半前、国際宇宙ステーションに向けて3名の補充クルーが打上げられます。中継時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」から。また詳細は「国際宇宙ステーションは今(7月20日)」 から。

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