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9月2日: スピッツアのオリオン

2019年09月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ほとんどの宇宙の眺望は、約 1,500 光年にある巨大な星の託児所、オリオン星雲のような想像力をもたらさない。約40光年に及ぶこのスピッツア宇宙望遠鏡からの赤外線イメージは、多くの、依然としてダストの惑星形成ディスクで囲まれた、この星雲の若い星達の輝きを監視することを目的とするデータから造られた。太陽の46億年と比較して、オリオンの若い星達は僅か100万年ほどしか経過していない。この領域の最も熱い星達が、写真中央近くの最も明るい集団、トラペジューム集団に発見される。2003年8月25日に太陽軌道に打上げられたスピッツアの液体ヘリウム冷却剤は2009年5月に尽きた。しかし、この赤外線宇宙望遠鏡は運用され続けており、そのミッションは2020年1月30日に終わる予定である。この2010年に記録された疑似カラーの視界は、残されたスピッツアの暖かい動作温度で、赤外線光に敏感な二つのチャンネルからである。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。右のイメージは処理を加えています。スピッツアチームは、宇宙での16年を記念して、最近、ミッションからの16のイメージを発表しました。オリオン星雲はその対象の一つです。

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