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9月26日: M81 銀河の赤外線の視界/お知らせ

2019年09月26日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

北斗七星を含んだ北の星座おおくま座にある近くの銀河メシェ 81 は、双眼鏡または小さな望遠鏡でも容易に見える。 M81 は 1,200 万光年の位置にある。 M81 は、2003年8月のスピッツア宇宙望遠鏡の打上後、最初に公開されたデータセットの一つであった。この新しいイメージは、スピッツアの16回目の記念日に、延長した観測と改善された処理によって、この肖像的なオブジェクトを再訪している。このスピッツア赤外線イメージは、 3.6/4.5 ミクロン(青/シアン)、8ミクロン(緑)、24ミクロン(赤)の合成である。 3.6 ミクロン近赤外線のデータ(青)は星達の分布を追い、8ミクロンの放射(緑)は近くの明るい星達によって熱せられた熱いダストが発する赤外線で支配されている。銀河のダストは近くの星達からの紫外線と可視光線によって浸される。紫外線または可視光線の光子を吸収するとダストの粒は熱され、長い赤外線波長でエネルギーを再放出する。このダストの粒は、ケイ酸塩、炭素質の粒、多環式芳香族炭化水素から成り、銀河のガスの分布を示す。電波で最もよく検出されるよく混合されたガスとダストは、将来の星形成の原料の保存庫を提供している。

<出典>: 「太陽系とその彼方(Solar System and Beyond)」

<大判>: イメージをクリック。

 

<お知らせ>: 
① 日本の国際宇宙ステーション補給船 HTV-8 「こうのとり」貨物船は、昨日朝予定時刻に種子島から打ち上げられました。ステーションとのドッキングは土曜日の予定。中継放送時刻はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。詳細は 「国際宇宙ステーションは今(9月26日)」 、録画を見るには 国内機関による中継とビデオ から。
② 昨夜遠征61/62、ソユーズ MS-15 が打上げられました。国際宇宙ステーションへの到着は今日26日朝の予定。詳細は 「国際宇宙ステーションは今(9月25日)」 、打上中継は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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