この週末、火星探査ローバーキュリオシティは、火星での新年の始まりを祝った。火星の一年は地球と同様, 火星が太陽の周りを一回周る時間を指すが、主な違いは、火星の一年は668火星日(sol:ソル)地球の日で約687日である。火星のカレンダーは1956年に発生した大規模なダストの発生からの火星の年を数えるので、キュリオシティは、ゲイルクレータで、火星年36回目の始まりを迎えた。キュリオシティは、今、粘土を含んだ岩「グレントリドン」から硫酸塩を含んだ層への遷移を記す、石の多いユニットを通した旅を続けている。チームはまた、我々の計画の初めに、新しい軌道の隣人、アラブ首長国連邦宇宙機関の火星ミッション「ホープ探査機(Hope Probe)」の到着を祝った。
<出典>: 「キュリオシティ(Curiosity)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: これは2月9日に発表されたNASAのキュリオシティローバーの記事の要約です。イメージは火星日3025日にマストカメラ (Mastcam)によって撮影されました。キュリオシティのイメージは主として白黒・小型であり、紹介する機会が少ないのですが、パーサービアランスローバーに期待される、火星を地上から見る光景の一つとして取り上げました。
<お知らせ>: 日本時間明日2月18日、国際宇宙ステーションプログレス77号貨物船の並走とドッキング(03:19 PM)が予定されています。中継放送時刻等は「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
また、明後日2月19日朝、マーズ2020パーサービアランス(忍耐)ローバーが火星に着陸します。早朝(着陸予定 05:55 AM ごろ)の、また英語の放送ですが、解説や生中継等がありますので参考にしてください。中継放送時刻等は同じく「ウェブNASAテレビ放送予定(パーサービアランス)」 から。なお、着陸予定時刻から着陸完了の一報の到着まで多少の時間が掛かりますのでお含みおきください。