遠征60クルーがイタリアとシシリー島を撮ったとき、国際宇宙ステーションは、地中海の上258マイル(413キロメートル)を周っていた。
<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」
<大判>: イメージをクリック。
遠征60クルーがイタリアとシシリー島を撮ったとき、国際宇宙ステーションは、地中海の上258マイル(413キロメートル)を周っていた。
<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」
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国際宇宙ステーションの宇宙飛行士ニック・ハーグによってとられたこの2019年のマンハッタンの写真は、2001年9月11日のアタックの18年後の、今日のマンハッタンを示している。NASAはイメージで記念日を追憶し、我々は将来に目を向け宇宙を探査し続ける。
<出典>: 「今日のイメージ(Image of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。
オーストラリアは、ここ数日の間に発生した、ニューサウスウェールズとクイーンズランドの全域の、複数の森林火災に取り組んでいる。コペルニクス・センチネル2号ミッションによって9月8日に捕えられたこのイメージには、 Yuraygir 国立公園と Shark Creek エリアの火災を見ることができる。これらの火災は、また、 Angourie と Wooloweyah 村の南北で燃えている。このエリアにズームインするために フル解像度でのイメージ を見よう。強風によって巻き上げられた炎が今なお含まれている。火災に取り組むために600人以上の消防士達が展開され、複数の家が損傷した。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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アマゾン熱帯多雨林を荒廃させた野火は、先週の国際的な主要なニュースであった。これらの火災は、森林や生物多様性の喪失の環境面での悲劇だけでなく、空気の質や、潜在的に広域な気象に影響を及ぼす大気への印を残している。気象の危機を考慮すれば、帯状地帯の森林の消失は重大な懸念である。地球の全てに人間がアマゾンなどの熱帯多雨林からの利益を得ている。ここ数ヵ月の火災によって消滅した森林は、彼らがかって生物資源として保存した二酸化炭素の多くを大気に解き放っている。空気に入る他の多くの汚染物質もある。コペルニクス・センチネル5Pミッションは、空気の質の変化の綿密な監視に使われている。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<アニメーション>: イメージをクリックして動画をご覧ください。
<ひとこと>: 動画は、2019年8月の夜に検出された世界中の 79,000 の火災を、2018年8月に検出された 16,632 の火災と比較している。
<お知らせ>: 「こうのとり8号」の打上関連記事は発表があり次第掲載します。
3週間前、米国とヨーロッパの重力波探知器 LIGO と Virgo が、ブラックホールが中性子星を破壊するときに予想される振動パターンを持つ重力放射を検出した。イベント S190814bv における一つのオブジェクトが、太陽質量の5倍より大きい質量を持つブラックホールの良い候補にし、一方、太陽質量の3倍以下の質量を持つと思える他のオブジェクトが中性子星の良い候補にした。同様な出来事は、以前には重力波では検出されなかった。この爆発からは崩壊する中性子星が発するであろう光は見られなかった。示されたビデオは、2005年に光で検出された中性子星の衝突、爆発した GRB 050724 からの、以前に推測されたブラックホール放射を示すためにつくられた。このアニメーションビデオは、降着円盤によって囲まれたブラックホールを周る手前の中性子星から始まる。このブラックホールの重力は続いて中性子星を細かく刻み、破片がブラックホールに落ちるときジェットをつくる。類似したシステムの将来の検出からもたらされる可能性を含むオブジェクトの性質に関する手掛かりとともに S190814bv は研究され続けるだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<アニメーション>: イメージをクリック。
<ひとこと>: 2017年の発表以降あまり報道されていませんが、重力波はその後多数検知されているようです。何故大きく報道されていないか、今後の可能性を含めてホームページの 「特集:重力波インデックス」、 「重力波観測のその後」 から。
<お知らせ>: 9月11日 (水): <速報・追記・急告> 「こうのとり8号」打上中止。 以下 三菱重工業の記事 から・・・。
三菱重工業株式会社は、種子島宇宙センターから宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)を搭載したH-IIBロケット8号機(H-IIB・F8)の打上げを2019年9月11日6時33分29秒(日本標準時)に予定し、作業を進めておりましたが、3時5分頃に移動発射台開口部付近で火災発生を確認したため消火活動を実施中です。原因調査及び機体・設備への影響確認には相応の時間を要することから、本日の打上げを中止することといたしました。調査状況等につきましては、随時お知らせいたします。
<前記事>: 9月11日午前6時33分、国際宇宙ステーションに向かう日本の「こうのとり8号」の打上中継放送があります。視聴はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」、または「国内機関による中継とビデオ」 から。
国際的なカッシーニ宇宙船のこのイメージに、リングに忍び寄る土星の影が捕えられている。四つのイメージのこの合成は、カッシーニが惑星から150万キロメートルにあったときの2006年11月5日に、カッシーニの狭角カメラの可視光線によってとられた。この時、2004年から2008年まで続いたカッシーニは、まだ、その第一次ミッションを最中だった。この一次ミッションは、2008年~2010年の昼夜平分時ミッションと、2010年~2017年の至点ミッションに続いた。この土星システムの信じ難い旅は、この惑星の大気に破滅的に飛び込む前に、カッシーニが以前になくリングに近づいたグランド・フィナーレとともに2017年9月15日に終わった。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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<ひとこと>: カッシーニはヨーロッパ宇宙機関の協力するNASAの宇宙船です。その記録は「ホームページ」の 「土星探査写真集」 から。
<お知らせ>: 明日9月11日午前6時ごろから、国際宇宙ステーションに向かう日本の「こうのとり8号」の打上中継放送があります。視聴はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」、または 国内機関による中継とビデオ から。
20世紀の変わり目に際して、写真の進歩は天文学者達にとって重要な道具として貢献した。向上する写真の材料、長時間露出、新しい望遠鏡の設計が、望遠鏡のみでは見ることができない天文学的なイメージを詳細に生み出した。今日の天体写真家にとって注目すべき認識は、オリオン星雲を形づくっている星のこの驚くようなイメージが、アメリカの天文学者であり望遠鏡設計者ジョージ・リッチーによって、1901年に捕えられたことである。緑と青の波長に敏感な原型のガラス写真乾板はデジタル化され、ポジティブイメージをつくるために明暗が逆にされた。彼の手書きメモは、記録されたイメージの鮮明さを改善するための、夜明けの終わりと、18インチまでマスクされた24インチの反射望遠鏡の開口部の、長さ50分の露出を示している。100年以上前のリッチーのプレートは、天文データを保存し、天体物理プロセスを調査するために今でも使うことができる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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カザフスタンとの境界近くのロシアの非常に強い塩水のエルトン湖はヨーロッパ最大の鉱物の湖である。これは、国際宇宙ステーションから、258マイル(413キロメートル)の高度で撮られた。
<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」
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2019年9月4日、西半球の全域で熱帯低気圧の緩やかな連鎖が一列に並んだ。このイメージの東部夏時間午後1時10分には、東太平洋のハリケーン・ジュリエット(左端)と、大西洋のハリケーン・ドーリア(左から3番目)はカテゴリ2の嵐であった。一方、熱帯性低気圧フェルナンド(左から2番目)は時速45マイルの風を維持し、北東メキシコに接近していた。ガブリエル(右端)は、9月4日に、東大西洋で熱帯性低気圧に強まり、このイメージのころには時速50マイルの風を継続した。このシミュレートされた自然色イメージのためのデータは GOES 16 衛星によって得られた。 GOES-16 は米国海洋大気圏局(NOAA)によって運用されている。NASAは、この衛星のシリーズの、開発と打上を担っている。
<出典>: 「地球(Earth)」
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このダンスは死に向かっている。これらの二つの大きな銀河達はその途上で闘っており、現在、星達、ガス、ダストの宇宙のブリッジが 75,000 光年超に広がり、それらに加わっている。このブリッジ自体は、これらの二つの巨大な星のシステムが互いに近くを通過し、相互の重力によって誘かれる激しい潮流を経験した強い証拠である。更なる証拠として、 NGC 3808A と呼ばれる右側のフェースオン渦巻銀河は、突然の星形成でつくり出される多くの若く青い星の集団を示している。 NGC 3808B と呼ばれる左のねじれたエッジ・オン渦巻は、銀河達に橋渡しする素材で包まれ、奇妙な極のリングに囲まれているように見える。このシステムは共に Arp 87 として知られ、形態学的に、技術的に独特であると分類されている。そのような相互作用は何億年もの間引き出され、度重なる接近通過は一つの銀河の死を招き、最終的に一つの銀河のみになるだろう。このシナリオは独特に見えるが、銀河の融合は一般的であると考えられ、 Arp 87 は、この不可避なプロセスのある段階を表している。この Arp 87 のペアはしし座の方向約3億光年にある。遠い左の際立ったエッジ・オンの渦巻銀河は、更に遠い背景の銀河であり、進行中の融合には関与していないように見られる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<お知らせ>: 9月5日に予定されていた「はやぶさ2」の「ターゲットマーカ分離運用」は、探査機がセーフホールド状態になりましたので延期となりました。なお、探査機の状態は正常です。詳細は ホームページの「アストロサイエンス(9月6日)」 から。
このイメージは、 いくつかの暗い染みのような太陽黒点によってマークされた金色の表面、カーブするフィラメント、しばしば太陽黒点の近くに見られる明るい部分など、太陽のクローズアップの一片を明らかにしている。イメージの幅は、太陽のディスクの直径のおよそ3分の一をカバーしている。これは、2015年に、 Solarmax 90H-アルファ望遠鏡(直径9センチ)と QHY5-II モノクロカメラを使って、スペインのヨーロッパ宇宙天文学センター(ESAC)のサイトから捕えられた。ここに示されている太陽の部分は、我々の星を構成する三つの主な層の一つ、彩層として知られている。この層は、我々が最も親しい太陽の可視の表面、光球の上にある。ヨーロッパ宇宙機関/NASAの SOHO ミッションは、1995年に打上げられ、これらを深く調査した。このようなミッションは、宇宙ビジョンのための2015~2025計画として選ばれた、ヨーロッパ宇宙機関の来るべき太陽軌道船によって続けられるだろう。(以上要点のみ)
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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<お知らせ>: 明日9月6日早朝、ロシアの試験船、無人のソユーズ MS-14 宇宙船が国際宇宙ステーションから切離されます。この船はソユーズの新しいロケットブースターを試験するために無人で打上げられました。なお、この宇宙船では少量の物資を届け、また、持帰る予定です。中継放送時刻等はホームページの「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
国際宇宙ステーションの宇宙飛行士ニック・ハーグは、2019年9月2日に、ハリケーン・ドーリアのこの写真をツィッターに投稿した。彼は加えた。「その目を上から覗き込むとき、嵐のパワーを感じることができる。全ての人が安全に!」
<出典>: 「ハリケーン(Hurricanes)」
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<ひとこと>: 国際宇宙ステーションから見た9月2日のハリケーン・ドーリアのビデオは こちら(Youtube) から。右下の図は日本時間9月3日午前9時のドーリアの位置。この時点で Min pressure: 942 mb。
宇宙の我々の領域はどのように見えるだろう? 銀河達は空全体に広がっているので、また、我々のミルキーウェイ銀河が遠い空の一部をブロックするので、これについて語るのは難しかった。近くの宇宙で引きつけられているだろう大規模なオブジェクトを参照する大きな銀河の動きを使って、一つの新しいマップが作られた。6億光年以上に及ぶこのマップは、我々のミルキーウェイ銀河が、おとめ座の銀河達の集団の端にあることを示している。また近くには、大規模なかみのけ座銀河団(Coma Cluster)と、広大なペルセウス-魚座(Perseus-Pisces)超銀河団がある。逆に言えば、我々は、また、ローカルの空所(Local Void)として知られている、銀河達がほとんどない巨大な領域の端にいる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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ほとんどの宇宙の眺望は、約 1,500 光年にある巨大な星の託児所、オリオン星雲のような想像力をもたらさない。約40光年に及ぶこのスピッツア宇宙望遠鏡からの赤外線イメージは、多くの、依然としてダストの惑星形成ディスクで囲まれた、この星雲の若い星達の輝きを監視することを目的とするデータから造られた。太陽の46億年と比較して、オリオンの若い星達は僅か100万年ほどしか経過していない。この領域の最も熱い星達が、写真中央近くの最も明るい集団、トラペジューム集団に発見される。2003年8月25日に太陽軌道に打上げられたスピッツアの液体ヘリウム冷却剤は2009年5月に尽きた。しかし、この赤外線宇宙望遠鏡は運用され続けており、そのミッションは2020年1月30日に終わる予定である。この2010年に記録された疑似カラーの視界は、残されたスピッツアの暖かい動作温度で、赤外線光に敏感な二つのチャンネルからである。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。右のイメージは処理を加えています。スピッツアチームは、宇宙での16年を記念して、最近、ミッションからの16のイメージを発表しました。オリオン星雲はその対象の一つです。
NASAでは、2020火星ローバーに、チップに刻んだあなたの名前を載せることを勧めています。このローバーは2020年7月上旬に打上げられ、2021年2月に火星に着陸する予定です。これまでの最長の実績では、マーズローバーオポチュニティが10年を超えて昨年初頭まで活躍していました。つまり小学校に入学した子供が中学を卒業してもなお活動を続けていたことになります。現在、キュリオシティローバーが活動中ですが、あるいはこれを超えるかもしれません。但しオポチュニティが太陽電力に依存するのに対してキュリオシティは内部電力に依存していますので限界があります。
あなたの、あるいはお子様の名前を火星に送ってみませんか? 登録の期限は9月末です。下のリンクをクリックすると申し込みのサイトに連絡します。記入方法は大判からご覧ください。記入後“送信(send)”を押すと登録証がNASAから返ってきます。保存して記録にしましょう。なお、メールアドレスを登録することによってポイントが付きます(詳細は省略)。
参考までに8月末現在の登録者数は世界で約8.9百万、日本からは2万4千です。
<出典>: 「2020火星探査ローバー(Mars 2020 rover)」
<大判:記入方法>: イメージをクリック。