
今日の授業の終わりには色んな生徒さんから「今迄有難うございました。」と言われ、その度に、「こちらこそ!私の方がずっとお世話になってました!」と、胸の熱くなる想いでした。幼児クラスで最後に握手をした子の手は、初めてアトリエに来た時よりも、ずっと大きく、ずっと器用で、ずっと私にとって大切なものになっていました。これからは、この手から描かれる作品を近くで観られなくなるんだなぁ‥と思うと、淋しくなりました。形に填まった私の堅い頭では考え付かないようなアイディアを与えてくれた、多くの生徒さん。悪戯っぽい笑顔も、持ち方の違う鉛筆も、「聞いて聞いて!」と嬉しそうに話す学校の話も、とっても大好きでした。本当に有難うございます。そして、この暖かい場所を与えて下さった小原先生に心から感謝致します。授業の終わりに、「またね!」と言えなかったけれど、又いつの日にか、大きくなった皆に会いたいです。