麻場 油彩
岩田です。今回は麻場さんの作品を紹介します。
池のある公園、全体に色が綺麗ですね！
中央にある主役の木。小原先生や私から色々意見を言いました。
様々な色相で描かれていますが、私が特に言ったのは木の丸み、目には直接見えない木の裏側を意識して描くということでした。
ご自身も悩むところはあったと思いますが、苦心しつつもこんもりとした立派な木になりましたね。
そして、女性の傍らにいるのはハシビロコウ。何故ここにいるの？という感覚と共に、凄く自然な感じもしてくる不思議。実に面白い。
画面手前から中央の木へと向かう地面はしっとりとしたピンクを主体に、手前は油絵具の立体的な表情を見せ、離れるにつれて自然に落ち着かせながら奥行を出しています。又、池はワニスで艶を出し、水の質感を見せています。
主役脇役を作る上でのやり取りを幾度もしながら、全体に丁寧に手が入っていますが、もっと見せ場とそれ以外のメリハリがあっても良いのです。
とはいえ作者の優しい人柄が感じられる素敵な作品に仕上がりました。
動画では作品を近づけたりしながら解説しています！是非ご覧ください。
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今回の木の裏側を描くというお題は、私にとってなかなかの難問でした。とりあえず描き終わり、ほっとしています。
これからもご指導宜しくお願いします！
(いつも擬音が多くてすみません‼︎)
描き続けるに従って、求められることも多く、深くなってきますね。
でも、いつもコツコツと描き進めるその姿勢があれば、どんな山や谷も乗り越えていけるでしょう。
これからも応援していますよ！