菅原です。展覧会中10月6日(木)19:00~21:00の学生対象ワークショップ『針路の描き方』の内容をご紹介をします。
~目標をもって進路を選択し、自らの力を発揮できる未来の実現を。情報社会の発達に伴い、将来が安定しなくなった社会。近年、日本でも「生きる力」の必要性が叫ばれ「キャリア教育」が求められるようになりました。しかし「とりあえず偏差値の高い大学へ /大企業へ」といった偏差値主義はいまだおとろえぬまま。受験勉強と部活に追われ、社会を知り自分を振り返るきっかけが少ない中高生が自分自身と向き合い、自分は社会にどのような価値を提供できるかを考える機会を、私の所属するサークル代表/東京大学・慶應義塾大学の学生達と共に作ります。~
1.未来の自分を考えるワーク
「なりたいもの」と「やりたいこと」は違う。
将来の夢について考えるとき、「職業」から考えがちです。
そこで、架空の街の地図からたくさんの職業を探し出し、「それが何をしているのか」を考え、職業ではなく、まずは自分がありたい姿、やりたいことを見つめ直します。
2.次の一歩を考えるワーク
将来の自分に近づくためにすべきことはなんだろう?
「未来の自分について考えるワーク」で見つかった「将来の自分」を緑の生い茂る「畑」に見立て、そこにたどり着くには「どんな肥料や水が必要だろう?」と問いかけます。
ありたい自分に近付く次の一歩を考えるだけでなく(例:本を読む)、それを本当に実行するために何ができるのか(例:家ではできないから、図書館に行く!)というところまで考えます。
3.最終発表
「将来自分は何がしたいのか」「そのために何を始めるのか」「このワークショップで気づいたこととはなんだったのか」
それぞれが自分に真っすぐに向き合えたかどうかがわかる発表になることが理想です。
今まで私が携わったワークショップでの体験では、全く意見が言えなかったグループワークで、生き生きと話せるようになったり、自分が発言するだけでなく、意見が出しにくい子も巻き込みながら話し合いを仕切れるようになったり、大学の学問の話を聞き、今まで思いもよらなかった疑問でいっぱいになったり、「これがやりたい」と、自信を持って言い切れる夢をみつけたり、自分の弱い部分と向き合い、それを認められるようになったり、と、初めて会った時とは全く違う顔つきをしていたのが印象的でした。ミオスでも、そのような成果がみられるワークショップになるよう、頑張ります!
※定員に達しておりますので、今後の参加申し込みは承っておりません。また、学生達にリラックスして意見を出してもらう為、部外者(保護者を含む)の見学はご遠慮頂いております。ご了承下さい。
団体HP/ http://unicul-lab.net/