
左上から 凛人 4年 / 啓人 4年 / 満理奈 4年
操希 5年 / 杏 4年 / 椋太郎 6年
真理乃 3年 / 匠汰 2年 / 梢 3年
和芭 4年 / 小雛 6年 / 昆 3年
江里子 3年 / 洸太 2年 / 絵奈 6年
ワークショップの合間ですが…ここで水曜日小学生クラスの油絵&水彩画の紹介をさせていただきます!そして何人か写真を撮り忘れてしまって載せられなかった絵があります。大変申し訳ないのですが、写真がある子の分のみ、書かせていただきます。
凛人:カラフルなレンガが積まれた可愛らしいお家の一つ一つを、めげそうになりながらもよく最後まで丁寧に描き込みましたね!ただ街並みを横から見ただけという、一歩間違えると単調になってしまいそうな写真でしたが、凛人なら素敵に仕上げると思っていましたよ!!
啓人:あまり見ないであろうマーライオンの後ろ姿。鱗が面白そうだったので後ろ向きに写っていた写真をおすすめしました。元が真っ白な像なので色々となやんでいたようですが、見事、いろんな色を使って凹凸を表現していますね!空も同じような色になってしまわないように工夫して描かれています!
満理奈:こちらは水彩の一枚。青い空、青い海、そして島!まさに今の季節にぴったりな絵ですね。水彩の白ってなかなか扱いづらいと思うのですが、雲の立体感がしっかり出せています。海の描き方も特徴的でおもしろいですね!この絵を見るに、この島は行ったことあるところなのかも…?
操希:一面緑の草原!混色テクニックと色の使い分けのテクニックが要求されますが、そこはさすが5年生。黄色と混ぜたり青と混ぜたりしながら丁寧に、奥行きと光の当たり具合を緑だけで表現しています。右の方に見える石垣も、石一つ一つが筆のタッチで丁寧に描かれています。
杏:こちらは今回人気の富士山!!しかし私は富士山本体よりも、異常に完成度の高い湖が気になって気になって(笑)花や雲の映り込みが絶妙な描かれ方をしていて、湖の水がとっても綺麗そうです。もしかして描き方を分かった上で狙い通りになっているのかも!?そうなの!?杏ちゃん!
椋太郎:さてさて、こちらも富士山は富士山ですが、メインはむしろ手前の海。海の色や岩のタッチ、奥の空に、人間の力では到底敵わなそうな自然の力を感じます。奥行き感や波の飛沫の感じもリアルに表現されています。さすが、細かいところを時間をかけてこだわり抜いて描いただけのことはあるっ!!
真理乃:富士山三連発の中では最年少の三年生の作品!私三年生の時こんなのかけるかなぁ…なんて考えつつ見ていました。真理乃もこだわりがしっかりとあり、私から見たら失敗でもなんでもないような部分を指差して「ここがうまくいかない」と何度も言われたものです。手前の花畑、ちゃんとべた塗りにならずに描けてるから大丈夫だよー!
匠汰:お次はきっと江ノ電!!だって海が見えるもの!路面電車なんて、普段あんまり見ないだろうし描かないであろうものをよくぞここまでしっかりと描ききりました!そして個人的には手前の踏切の色合いがとても好きです。電車本体の色ともとってもマッチしていますよね。
梢:山道からのワンショット。道の両脇にあるロープの一本一本までよく細かく追いかけて描いています。奥のほうの山になるにつれて色を変えて奥行きを出しているのもグッドです!湖の描き方もおもしろいですね。こんなところなら思わずこの絵の道を歩いてみたくなってしまいますよ。
和芭:茶色ってほんとに使い方が難しいですよね。和芭は茶色がきたなくなってしまわないように、ほんとに一筆ごとに新しく色を混ぜて作って丁寧に描きすすめていました。とっても時間がかかって根気もいる作業だったと思います。あっぱれ!おかげでちゃんと色の差が出ていて傾斜になっているのがわかるよー!
小雛:どどーん!いちご!一度画面を全部青で塗って、それからいちごを描いて…いったわけじゃあないんです。なんと、背景といちごは同時進行!テクニカル路線まっしぐらです。しかし背景の青もべた塗りにならないようにしっかりと色に変化をもたせて描かれていますね。いちごも立体感があっておいしそう!!
昆:雪の残る山並み…影の部分を意識して色の使い方で立体感を出していく…山は簡単そうに見えて難しいのによくぞここまで凸凹感を表現できました!しかしむしろ注目すべきは上のほうに少しだけ見える空!!雲の立体感といい、透き通ってる感じといい、空の色合いといいめちゃくちゃリアルじゃないですか?うーむ、恐るべし。
江里子:こちらも水彩の一枚。伏せしている猫を前からなんて、難しい構図をよく頑張りました!猫って伏せるときの前足のたたみ方がなーんか変なんですよね。大人でも、どうなってるんだ??と思うと思います。そして餌皿のお魚のクオリティがやたらに高い!!お魚描くの得意なのかな??
洸太:こちらもこちらも水彩の一枚。そしてこちらも難しいポーズにチャレンジですね。この絵、なにがすごいって本当に本当に本人にそっくりなんです!ブログの写真だとそんなに大きく表示されないと思いますが、それでもそっくりだと思えるくらい特徴をつかんでおります。私は自画像苦手だからうらやまけしからん!(笑)
絵奈:最後は六年生!さすが、同じような色のモチーフが集まる中で、微妙に色を変えて立体感を出していますね。基本この授業では一筆一筆描かせるのですが、彼女にはあえて、ペインティングナイフで背景を描いてもらいました。結果、見事に綺麗なグラデーションになっていますし、モチーフとのタッチの差もしっかり出ています。持ち技がいっこ増えましたね!
水曜日小学生クラスの油絵、水彩画の紹介は以上となります!展覧会が楽しみですね〜! 磯辺でした。