モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

美術指導って?

2007-02-13 23:24:06 | スタッフ講師
創太お母さんのコメントの返信を、今日はこちらに書かせて頂きます。
『指導する側がどれだけ悩み、思いをもっているかが重要なのだと感じます。』
これは本当に大切なことですよね。愛情や情熱は口に出さなくても伝わりますものね。
下記はアトリエで勤めてもらう先生に最初に渡している『講師の仕事とは』に書いた文章の一部です。

生徒一人ひとりが持っているイメージの世界を実現させること。
それが自分だけの力でできればいいが、一人でやってみてがっかりすることもある。それが続くと意欲をなくしてしまうかもしれない。失敗の経験を必要以上に与えないこと。
自分の世界をストレートに表現することが苦手な子どもにはそれを手伝ってあげる。教師の仕事は『トス』を上げること、『スパイク』を打つのはあくまで生徒。そして個々の生徒に合わせてトスの高さ、早さ、タイミングを調整する。自分のイメージ通りにできた、それに近付いたという満足感と達成感を与えていくことは次の制作への意欲に繋がり、やる気が違ってくる為。
講師自身の個性を殺さぬよう、出し過ぎぬよう、常に冷静に“自分が教師であること”を自覚して子どもと接すること。子どもの感性を育てる為に、常に自分の感性を磨く努力をすること。

とは言っても、これは小学生の講師向きに書いたものですので、乳幼児相手となると、また違ってきますよね。特に自我の目覚める幼児期は頑固なまでに自己主張もしますしね。「どうしても○○したい!」のであれば、それを認めていくことも必要だな、とも思います。
毎日ブログで偉そうなことを書きまくっていますが、私はお母さんと比べるとまだまだひよっこ教師です。これからも色々お話聞かせて下さい!勉強することがたくさんあってうれしいです!
オバラ

コメント
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