かながわハーブナーセリー園主のブログ ハーブと暮らす365日

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個人邸植栽、使用植物の紹介4 下草類

2014年09月26日 21時30分15秒 | 庭木・下草


今月中旬に施工した横浜市個人邸の植栽、そこで使用した植物の紹介4回目は下草類を扱いたいと思います。

今回の植栽で使った下草類は、斑入りノシラン、カレックス、ヤブラン、ギボウシ、斑入りヤブコウジ、ツワブキ、斑入りアマドコロなどです。





斑入りノシラン
常緑多年草、日向から半日陰でよく生育します。
白斑の葉色は明るい印象です。
明るいイメージにしたい場所などで積極的に使いたい下草です。



ルズラ・ルシウス
葉に白い柔毛のある常緑グラスです。
明るめのグリーンの葉色です。



ヤブラン
常緑多年草、日陰にも使いので北側などの日当たりの悪い場所の下草として最適です。
ただの青葉は地味な印象を受けるかもしれませんが、斑入りやカラーリーフばかりを使うとうるさい感じになることもあるので、程良く青葉のグラスを植栽に組み込むと良いと思います。



ギボウシ(ホスタ)
宿根草、冬場は地上部が枯れて根で越冬します。
半日陰ぐらいが生育には適しています。
自然風の植栽に良く合います。
大きめの存在感のある葉の感じを活かして植栽に組み込んでいくと良いと思います。


下草類は植栽の中では脇役かもしれませんが、他の樹木や低木などと上手に組み合わせることで植栽に奥行き感を与えてくれるものだと思います。
全体のイメージや日当たりなどを考えてうまく取り入れると良いと思います(^_^)