🍀ハーブ名 : ティーツリー
分類 : フトモモ科常緑低木
和名 :
その他の呼び名 : メラレウカ・メディカルティーツリー
主要成分 : テルピネン、シネオール等
効能 : 抗菌、抗ウィルス、鎮痛、抗炎症 等
⚠ご注意下さい!
ティーツリーはハーブティーとしての飲用は一般的ではありません。
これは、薬効が強すぎたり飲用に適さない成分が含まれるためだと思います。
ティーツリーの抽出液は、うがい液、傷薬、美容水などの利用法に用いると良いと思います。
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5分抽出
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10分抽出
🌿味と香りの評価
🌿ハーブ抽出液の色 薄い黄色
🌿香り 8
(10段階 1弱い→10強い)
🌿飲みやすさ 5くらい??
(10段階 1飲みにくい→10飲みやすい)
※ハーブの味や香りの強さは季節や栽培方法などの条件で変化します。
この感想や評価はあくまでも個人のものです。
ハーブを育てたりハーブティーを楽しむ時の一つの参考にしていただければ幸いです。
🌿全体的な感想
ティーツリーは南半球オーストラリアやニュージーランド原産のフトモモ科の常緑樹です。
原産地の先住民族が傷や病気を治す万能薬としてお茶にして飲用していたことからティーツリーの名前が付いたと言われています。
しかしながら前述の通り、現在ではティーツリーの抽出液を飲用することはあまり一般的ではなく、うがい液や傷薬、美容液などとして用いることが多いようです。
ティーツリーの抽出液には抗菌、抗炎症作用のあるテルピネン-4-オールという成分が多く含まれます。
このため、抽出液を風邪や花粉症などに効果のあるうがい液や虫刺されなどに効果のある傷薬として利用されています。
ちなみに……
今回、完全自己責任でハーブティーとして飲用してみました😅
香りは強く、シトラスとベルガモットを混ぜたような、ユーカリにも似たような、刺激的で清涼感のある感じの香りがしました。
元々、原産地の先住民族アボリジニは飲用していたようですし、今回飲用して翌日に不調が出ることもありませんでしたが、かなりクセのある強い香りのティーになったので、あえて飲用にしなくても良いのかな?という印象です。
ティーツリーはアロマオイルやハンドクリームなどの製品にも使われているので、抽出液をそういった方法で利用してみるのも良さそうです。
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ティーツリーの花
🍀栽培について
暑さ寒さに強い植物です。
地植えにすればあまり手をかけなくても丈夫に育ちます。
鉢植えで育てる場合、土を乾燥させすぎると樹全体が枯れこむことがあります。
夏場は特に水切れに注意して下さい。
成長が早く、春から秋にかけて枝をよく伸ばします。
時々強めに枝を切り戻してコンパクトな樹形に整えると良いです。
対暑性 ◎
対寒性 ○
病害虫 : 屋外で管理すれば、それほど病害虫の心配はありません。
🍀この記事に使ったハーブティーのいれ方
ハーブティーに利用できる部位(葉や茎など)5g分を幅1cmほどに刻みティーパックに入れ、400ccの熱湯で5分間蒸らしたものを使用しています。