堰を切り 止まり知らず 雪なだれ
(自分の言いたいことだけいくら言っても相手には通じないということですね。)
当時敵対関係にあった長州藩と薩摩藩が、坂本龍馬の仲介のもと、1866年3月7日に京都・小松帯刀邸で軍事的同盟を締結しました。
当時、朝廷の敵(=朝敵)とみなされていた長州藩と、朝敵を討とうとしていた薩摩藩は激しい敵対関係にありました。
が、内部からの幕政改革強硬論もあり、幕府に対して従順になりきれなかった薩摩藩は、イギリスなどの諸外国と独自貿易を行い、主に軍事力で幕府を凌ぐ力を蓄えていくことになりました。
そこに同じ倒幕の意志を持つ長州藩を薩摩藩と繋げ、共に心願成就を図るべく敵対する両藩を坂本龍馬が仲介。
坂本龍馬の尽力もあり、敵同士だった両藩を見事結び付けることに成功しております。
これにより倒幕の機運がより一層高まり、動乱の幕末へと加速的に進んでいくこととなりました。
誤解されがち?な薩長同盟の内容
薩長同盟の締結によって結果的に倒幕への機運が高まるも、同盟の内容自体は幕府そのものを共に討とう!
といったものではなく、薩長同盟 薩摩藩は今後幕府に味方しない 薩摩藩は長州藩を支援する 討つべきは「橋会桑」といった主に6か条からなるものでした。
ちなみに、画像の赤字は坂本龍馬の直筆で、立場的に同盟の内容を文書として残したくない薩摩藩側を牽制した長州藩側・木戸孝允が、仲介役として同盟締結の場にいた坂本龍馬に、虚偽がないことを記してもらった裏書きと目されております。
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敵同士も対話によって繋がる・・ということですね。
過去にもそんなことがありました。
現在の世界規模の対立も対話によって解消されますように
世の中の仕組みって私はシンプルであると信じています。
あれこれ難しく考えないで シンプルにバランス良く
がとっても大事だと思いますが、如何でしょうか