支部例会が終わり、これからおぢばへ出かける。
その前に、今日の『復元』11号最後のページをアップしたら、「誠という事」というお話だった。
昔、書き換えをしたものがあったので、それと共にアップしておく。
参考になれば幸いです。
・・・・・・
誠ということ (『正文遺韻抄』p222現代文に書換)
誠というは、口と心と手と、この三つが揃って、真の誠という。それ、いかほど口で、誠の話をするとしても、真の誠が治まれば、行いもそれに添って、それすること、なすこと、日々常に、いかなる事も、みな誠のようになるであろう。けれども、心に誠が治まらないと、それどうもならん。
日々のすることなすことが、口で話した事と違うから、世界から「それ、あの人は口先ばかりうまい人や、言うことだけは、誠のようだけれども」などと言って、それ話の理を用いてくれないようになる。
そこで、口と心と手と揃って、人々より「ああ成程の方やなあ。どうも感心な人やなぁ。頼もしい人やなぁ。」と言われるだろう。真の誠で、通ろうと思えば、そこで、一つたんのうという理を心に治めて、「我はどうでも、人さえよければ、わしはもう、これで結構や。たとえ、この上どのようになろうとも、人さえ助かってくれれば、それでよい。何でも、人に助かってもらわねばならん。」という心を定めねばならん。
・・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます