先日、「ローマ字おふでさき」を購入して、抜けている字などを調べた。
これまで、自分の読み方で間違ってはいなかったが、「ゆえ」というところを「うえ」と読む場所がある事は知らなかった。
その他、明らかに誤字と思われるところがあり、それを訂正して読むところがある事も初めて知った。無意識に修正して読んでいたようだ。
いつも使っているデータベースの読みに、これらを記載し終わった。
ただし、これ以外に「し」を「じ」と読んだり、「つ」を「ず」と読んだりするところなどがあるが、それはこれから追々と確認をしながら読みのデータを書換えて行きたいと思う。
いつでも読み返せるように、ここに記載しておく。
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はしがき
1. 本書は、日本語を少しも知らない人々が、おふでさきを日本語の原文通りに拝読させて頂けるようにとの目的を以て、編集させて頂いたものである。
2. とともに、日本語の分かる人々にとっても、伝統的な読み方を会得して、自信を以て拝読させて頂く上に、信頼できる手引きとなるであろうことを期待して、刊行させて頂く。
編者誌
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凡例 (はんれい)
1. おふでさき外冊に明瞭に教祖の御筆蹟でお書きになっているものは読み加えさせて頂いた。
別表1参照
2. このおふでさきローマナイズド版は、二代真柱様時代以来、読み易いように、必要と思われる場所に所要の文字を加えて読んで来たところによって、ローマ字に表わせて頂いた。
それは、教祖が初代真柱様に命じて、読みのよく下るように所要の文字を加筆せよと仰せられたお心によって、二代真柱様が左様になされたのである。
別表2参照
3. 出来るだけ原本そのままに、との思いから、教祖の御口癖と思われるゆえに、従来から、そのままに読んで来たところは、そのままを、ローマ字にさせて頂いた。
「しやん」shiyan(思案)、「しかえる」shikaeru(控える)
別表3参照
4. 文字をそのまま読んでは分かりにくいところを、従来から分かり易く読んできたところは、テープを参照しながら、分かり易くローマナイズさせて頂いた。
「まむり」をmamori(守り)
「むまれる」をumareru(生まれる)
「ゆへ」又は「ゆえ」の中で、上を意味する12カ所は。ue(上)と読む。
別表4参照
以上
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【別表1】
3号29 下の句 「でな」 の次に い を加える
4号48 下の句 「めゑめ」 の次に へ を加える
4号103 上の句 「にほん」 の次に の を加える
4号125 上の句 「しゆこ」 の 「こ」 を 「ごふ」 とする
5号12 下の句 「もの」 の次に わ を加える
5号79 上の句 「ぢうよ」 の次に ふ を加える
7号10 上の句 「一れ」 の次に つ を加える
14号53 下の句 「た」 の次に あ を加える
14号89 上の句 「心」 の次に を を加える
17号4 下の句 「たれ」 の次に も を加える
【別表2】
1号67 上の句 「その」 の次に う を加える
2号19 上の句 「ふるま」 の次に も を加える
3号37 下の句 「しゆ」 の次に ん を加える
3号55 下の句 「ぢさ」 の次に い を加える
3号94 下の句 「いぢら」 の次に し を加える
3号129 下の句 「なる」 の次に や を加える
3号144 下の句 「むほん」 の次に の を加える
4号41 下の句 「い」 の次に い を加える
6号16 下の句 「しゆ」 の次に ん を加える
6号115 下の句 「一れ」 の次に つ を加える
7号73 下の句 「ろ」 の次に お を加える
11号31 下の句 「たすけ」 の次に す を加える
11号32 上の句 「一寸」 の次に の を加える
13号17 下の句 「せね」 の次に ば を加える
13号75 下の句 「うそ」 の次に と を加える
17号31 上の句 「ど」 の次に の を加える
外に
1号29 下の句 「したたて」 は 「したてて」 と読み
また
6号105 上の句 「くするり」 を 「くすり」 と読む
【別表3】
「しやん」 shiyan (思案)
1号54・57・61・69
2号15・23・26
3号31・40・47・65・79・119・135・138・148
4号43・45・49・78・113・114・118・132
5号4・7・10・20・24・64
7号6
8号13・16
9号37
10号28・35・73・85・92・104
11号5・43・45
12号76・89・90・98・104・132・179・180
13号42・94・95・102
14号7・28・34・35・91
15号53
16号47・50・64・79(上の句)・79(下の句)
17号69・72・75
「しかゑ」 又は 「しかえ」 shikae (控え)
7号57 ・ 12号85・86・151 ・ 15号13 ・ 16号44
【別表4】
(1) 守
「まむり」 を mamori (守り)
4号5 ・ 8号31 ・ 12号80 ・ 13号114・115
(2) 産
「むまする」 を umasuru (産まする) 7号80
「むまれこふ」 を umare kō (生まれ児) 6号110
「むまれたした」 を umare dashita (生まれ出した) 6号48
「むまれだす」 を umare dasu (生まれ出す) 6号131
(3) 上
「ゆへ」 (ue) 上
2号43 ・ 8号54 ・ 9号38・59 ・ 10号38・44
11号23・24 ・ 12号27(上の句)・27(下の句) ・ 13号113
「ゆゑ」 (ue) 上
16号43(下の句)
「ゑ」 (ue) 上
1号67(上の句)
今一度、ローマ字でしっかりと確認をしたいと思う。
以上です。